「将来、どうなる」を考え過ぎても意味はない?

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はじめに

長期にわたり経済成長をしていたと言われていても肌で感じることもないまま、コロナ禍に見舞われた昨今。
そんな中で生活していると、どうしても「将来、どうなる」といったことを考えてしまうでしょう。
先の見えない世の中ですから将来に不安を抱くのは当然といえます。
しかし、将来どうなるかを考え過ぎてもあまり意味がないかもしれません。

今に没頭しよう

自身の将来がどうなるかを考え出すと「今の仕事が続けられるのか?」や「老後資金が足りるのか?」など不安なことばかりが浮かんでくる人も少なくないでしょう。
そして、浮かんだ不安は頭の中から簡単には消えないはずです。
それどころか考え過ぎて不安が増大してしまう人もいるのではないでしょうか。
結果、いろいろ切り詰めて貯蓄に励むのが一般的と思います。
貯蓄に励むのは悪いことではないのですが、将来の不安を払拭するために今したいことを削ってまでするような貯蓄だと将来に今が縛られてしまいます。
不安は小さくできるかもしれませんが、今を楽しく生きることはできないでしょう。
それでも構わないという人もいるかもしれませんが、多くは好きでそうしているわけではないはずです。
もしそうなら、今やりたいことに没頭しましょう。
没頭していれば「将来、どうなる」なんて考えが頭をよぎることはないはずです。
ゲームでもなんでもいいのですが、趣味など好きなことに没頭していると「将来、どうなる」なんて考えないですよね。
むしろ、あっという間に時間が過ぎているはずです。
このように将来について悩む時間を作らず、今やりたいことに没頭すると思っている以上に充実した人生を歩める可能性があります。
楽観視し過ぎと思われるかもしれませんが、あえて将来について考えず今に集中することも将来への不安を解消する一つの方法といえます。

それでも不安なら

急に「今に没頭しろ!」と言われても、すぐにできるわけではないですし、一度浮かんだ不安を簡単に無しにすることはできないでしょう。
突然やりたいことが見つかるなんてそうそうないですからね。
そんな場合はライフプランを立ててみることをおすすめします。
ライフプランといっても事細かに人生設計をする必要はありません。
「将来、こうなりたい!」といったような大まかな未来像で構いません。
そして、未来像が浮かんだら、そこから逆算して今できること・やるべきことを考えましょう。
考えて見えてきた今できること・やるべきことに集中すれば、今に没頭することにつながるはずです。
このようにライフプランを立てたとしても将来に対する金銭的な不安の解決にはつながらないので、その点が気になる方は個人年金保険や投資信託などを検討してみるといいでしょう。
これらは元本割れするリスクはあるものの投資した以上のお金が返ってくる可能性があり、毎月の貯金額程度から始められるので投資初心者でも無理なく利用できます。
個人年金保険や投資信託などを活用して将来の金銭的な不安を和らげたうえで、今できること・やるべきことを見つけ、それに没頭することが理想的といえるかもしれません。

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