医療保険で給付の対象になるものと給付の対象にならないもの

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病気やケガをした時の備えとして多くの人は医療保険に加入していますがすべての医療保が給付の対象になっているわけではなく、医療保険で給付を受ける事ができない医療費もあります。手術や入院をすれば必ず給付金が貰えると思っている人もいるのですが保険金がおりないケースもありますので一度おさらいをしておきましょう。

【医療保険適用外のもの】

医療保険の給付金がおりないケースは下記のようなものがあります。

・日常生活に支障がない治療(イボ、ニキビ、アザ、シミ、ほくろの除去など)

・美容目的の治療(豊胸、鼻を高くする、二重手術、顎を削るなど)

・検査の為の治療(検査入院、人間ドッグなど)

・治療を目的としない場合(リハビリ、糖尿病の教育入院など)

・妊娠出産(正常分娩、不妊治療、妊婦検査など)

また初期ガン(上皮内新生物)は対象外になりますので気を付けましょう。これらの医療行為に関しては一般的に医療保険の対象外になり給付金はおりません。

【医療保険が適用されるもの】

これに対して医療保険の対象になるものは治療を必要とする症状があるものや、ケガの処置の為の整形手術、妊娠高血圧症候群、異常出産など治療を要する場合、診察の結果治療が必要と認められた場合などです。

【保険金がおりない代表例】

医療保険に加入していたのに、保険金がおりなかったという代表的な例を見てみましょう。

  1. 早期のガンで上皮内新生物だった場合保険金の支払いがされなかったという人は多いでしょう。これは早期のガンの場合治療にお金がかからない為保険金がおりないように決まっているのです。(中にはおりるものもあります)

  2. 加入後すぐにガンが発見された場合ガン保険に加入していても給付金はおりません。これはガン保険特有のもので保険に加入して数か月間の待機期間というものがあり、この期間にガンと診断されても給付金はおりないからです。

  3. 通院治療の特約を付けていなかった場合通院給付金が貰えません。ガンの治療は高額な治療費がかかり、治療も通院によるものが多いためこの点には注意が必要です。

  4. 診断や手術の給付金は一度きりのものがほとんどです。

1回目は給付金が貰えたけど再発した場合は貰えなかったというケースが多いのです。

【まとめ】

医療保険に加入していても肝心な時に給付金がおりないと意味がありません。自分の加入している保険はどのような病気が給付の対象になるのか、何が対象外なのか、また保障額がどれくらいあるのかもしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

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