保障内容も酷似している傷害保険と医療保険の違いとは?

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傷害保険も医療保険もどちらも病気や怪我で入院や通院、手術した場合などに給付金が支払われるものでこの2つの保険には共通点も多く保障内容もよく似ています。
傷害保険と医療保険の違いを知ってもしもの時に手厚い保障が受けられるようにしておきましょう。

【医療保険】
医療保険は病気や怪我で入院や手術、通院した場合に保険金や給付金受け取る事ができるものです。それぞれに給付金が支払われますので対象者の医療費の負担を軽減する事ができます。
加入時には診査があり健康状態によっては加入できない場合もありますので注意が必要です。
更に年齢や健康状態、職業などによって保険料が変わるのも大きな特徴でしょう。

【傷害保険】
傷害保険では怪我の定義として「急激、偶然、外来」の3つがあり怪我の原因がこの要素に重なった結果である場合保険金が支払われます。この3つの要素が重なった原因として交通事故などがあります。自分の意志とは関係なく偶然かつ急激に起こる外からの要因に対して発生するからです。
傷害保険は突然の事故に巻き込まれて死亡または、怪我をした人を対象にしています。これ以外の場合の病気や怪我では補償を受ける事ができませんので注意しましょう。
また傷害保険には医療保険とは異なり加入時に健康状態の告知義務はなく保険に加入する事ができます。

【傷害保険の必要性】
傷害保険はこのような怪我に対する補償をする保険です。交通事故などで死亡したり後遺障害が残った場合や怪我による入院、手術などの補償があります。多くの場合は最大で1千万円程度の補償となっています。
また補償の内容を交通事故だけに限定したものや、補償対象となる人を夫婦や家族まで拡大する家族傷害保険もあります。
交通事故で相手に過失がなく自分側に多くある場合や、相手のいない事故などの時にはこれらの補償は大変有効になります。
交通事故で怪我をして働けなくなった場合や、高度障害になった場合は数千万円のお金が必要になるケースも多くありますのでそのような補償の備えとして加入しておくと安心です。
日本は車社会ですのでこのような自分自身や相手に対する補償は今後も必要不可欠なものになるでしょう。

【まとめ】
医療保険は病気や怪我の入院などに対する経済的負担を軽減してくれます。
これに対して傷害保険は突然の事故などによる死亡や怪我に対して補償をしてくれるものです。どちらも負担を軽減してくれますが保障の対象が違いますのでそれぞれに加入する必要があります。
両方の保険の特徴を理解し必用に応じて保険を使い分ける事が大切になるでしょう。

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