将来田舎暮らしをしたい人必見!憧れだけで決めると後悔する?

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定年後に、田舎暮らしを夢見る人は多くいますが、憧れだけで安易に決めるとこんなはずじゃなかったと後で後悔することにもなり兼ねません。
将来田舎暮らしを夢見ている人は、そのメリットだけでなくデメリットについてもしっかりと理解しておきましょう。

【田舎暮らしのメリットとは】
田舎暮らしに憧れる人は、都会でのストレスや人間付き合いなどに疲れていてそこから逃げたいと思う人が多くいます。
心身ともに疲れた人が、自然豊かな田舎で、ゆっくりとした時間の中残りの人生を過ごしたいと願うのはごく自然なことでしょう。
確かに田舎暮らしは、自然豊かで空気や食べ物もおいしく、動物や人との多くの触れあいの中で人間らしく過ごすことができます。
また自給自足の生活に憧れを持つ人も少なくありません。
現実的な問題としては、物価が安い土地が安い、人との繋がりが密であるため近所で助け合いながら生活できる、人のぬくもりや温かさがある、などのメリットがあります。
これに対して、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

【田舎暮らしのデメリットとは】
田舎暮らしではさまざまな点で不便さを感じる人が多いのではないでしょうか?特にもともと田舎に暮らしていた経験が全くなく、定年後都会から田舎に移り住んだ人にとっては、憧れだけで暮らせる場所ではないのです。
田舎暮らしで感じる不便さ、問題点は下記のようなものがあります。
村社会があり、閉鎖的、新しい考え方を嫌う、古くからのしきたりがある、地域の行事や風習がある、町内会にはほとんどの人が加入する、スーパーや学校、病院が少ない、利便性が悪い、周囲との付き合いが密で時に過干渉と感じる、遊ぶ場所がない、職がないなどが挙げられます。
都会暮らししか経験していない人にとっては、他人が勝手に自分の敷地内に入ってきたり、家庭の事にまで口出しをすることに戸惑う人もいます。
また高齢になり体が動かなくなって、近くに駅やバス停がなく買い物や病院に行くにも一苦労する田舎暮らしに不便さを感じる高齢者は多いでしょう。

【田舎暮らしを成功させるために】
定年後、憧れや希望だけを抱いて住み慣れた都会を離れ田舎暮らしを決断する人もいますが、これはあまりおすすめしません。田舎暮らしが性に合わなかった場合に、帰る場所がない状態ですと後戻りができないからです。
まずは、田舎に数週間移住をしてみてその後少しずつ期間を延ばしたり、近所付き合いをしながら本格的に田舎に移住をするかどうか考えてみても遅くはないでしょう。

【まとめ】
田舎暮らしには、多くの人が憧れを持っていますが実際に生活してみると困る事、想像とは違ったことなどがあります。
移住を決める前にお試し期間を作り、本当に自分に合っているのかどうか、不便さのある田舎暮らしの中にも小さな幸せを感じられるか自問自答してみましょう。

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