- 2025-3-31
- 個人年金・年金

会社員とは異なり、個人事業主は自分で年金や社会保障を管理する必要があります。公的年金の加入方法や受給額、将来の備え方など、会社員との違いを理解し、適切な年金対策を行うことが重要です。本記事では、個人事業主の年金制度の仕組みや、将来の老後資金を確保するための方法について詳しく解説します。
目次
- 個人事業主が加入する年金制度
- 国民年金の保険料と受給額
- 老後資金を増やすための工夫
- まとめ
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個人事業主が加入する年金制度
個人事業主は、会社員とは異なり「国民年金」に加入することが義務付けられています。日本の公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」の二層構造になっていますが、厚生年金は会社員や公務員が加入するものであり、個人事業主は対象外となります。
このため、個人事業主が将来受け取る年金は「国民年金」のみとなり、厚生年金に加入している会社員よりも受給額が少なくなりがちです。そのため、個人事業主は自助努力で老後の備えをすることが求められます。
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国民年金の保険料と受給額
国民年金は、日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する制度です。毎月の保険料は定額で、2024年度は 月額16,980円 となっています。
将来受け取る年金額は、保険料を納めた期間によって決まります。2024年度の満額受給額は 月額約66,250円(年額約79.5万円) です。ただし、未納期間があると受給額が減少するため、可能な限り保険料を納め続けることが大切です。
また、経済的な理由で保険料を納めるのが難しい場合、「免除制度」や「猶予制度」を利用することもできます。免除を受けた期間も年金の受給資格には反映されるため、手続きを怠らないようにしましょう。
3. 老後資金を増やすための工夫
個人事業主は厚生年金に加入できないため、老後資金の準備が重要になります。そのため、以下の方法を活用して計画的に貯蓄することが大切です。
- 資産運用を考える
定期預金だけでなく、投資信託や株式投資を活用し、リスクを分散しながら資産を増やす方法も検討できます。特に「つみたてNISA」などの制度は、非課税で運用できるため、老後資金づくりに適しています。 - 生活費の見直しと固定費の削減
家計の見直しを行い、余剰資金を積立や運用に回すことで、将来の資金準備を効率的に行うことができます。特に保険料や通信費などの固定費を削減することで、長期的な資金の確保が可能になります。4.まとめ
個人事業主は「国民年金」のみの加入となるため、会社員に比べて年金の受給額が少なくなります。また、節税対策を活用しながら資産を増やし、将来の不安を取り除いていきましょう。