学資保険の必要性と加入する際のポイント

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はじめに

「子どもの学費?今は無償化が進んでるから大丈夫。特段何もしなくてもなんとかなるよ」
そんなふうに考えていませんか?
もしそうだとすると、ちょっと危険かもしれません。
以下では、学資保険の必要性と加入する際のポイントなどについて考えてみたいと思います。

本当に必要性がある?

人生はどこで何が起こるかわかりません。
子どもが大きくなるまで、あなたが健康でちゃんとサポートしてあげられるかどうかなんてまったくわからないのです。
大きな病気にかかって重い障害を抱えるなどということが起こらない保証はどこにもありませんし、最悪の場合この世に存在していない可能性すらあります。
経済的な面でもそうです。
子どもの大学入学までにお金を用意できるようにしておこうと考えていても、頭の中で描いている通りに用意できるとは限りません。
それどころか、思っている通りには用意できない可能性のほうが高いかもしれません。
しかし、上記のような心配は、生命保険的かつ積立貯金的な性質を持つ学資保険に加入することでかなり和らげることができます。
したがって、自分の子どもが大学を出るまでの用意はきちんとしておきたいと思うのなら、学資保険の必要性はかなり高いと言えるでしょう。

加入する際のポイント

必要性を十分に認識し学資保険に加入することに決めたのであれば、次はどのような点に気をつければよいのでしょうか?
第一のポイントは「預けたお金がどれくらい増えて返ってくるか」ということです。
これを返戻率と呼び、貯金の場合で言えば「利息」にあたります。
もちろん、選ぶ際のポイントはなるべくその割合が高いものということになります。
ところで、実は自分でその割合を高くする方法もあります。
それは、より短い期間で保険料を払い終える、あるいは払い込みの回数をより少なくしてまとめて払うというもの。
こうすれば保険会社は手間を減らすことができますし、預かったお金の運用もやりやすくなるので、返戻率も上がるわけです。
家計に余裕があるようならぜひこういった方法も前向きに検討してみてください。

第二のポイントは、契約するタイミングです。
この場合、子どもが幼ければ幼いほどお得になります。
年齢が上がれば上がるほど短い期間で同じだけの保険料を支払うことになるのですから、これは当然のことと言えますよね。
最近では、お子さんがお腹の中にいる時期から入ることのできる商品もありますので、できるだけ早めの検討・加入をおすすめします。
逆に年齢が上がってからでは、加入そのものが難しくなるケースもありますのでご注意ください。

最後に

今回は、学資保険の必要性と加入する際のポイントについて紹介しました。
なお、加入する際に検討することについては上記で紹介した以外にもいくつかのポイントがあります。
さらに、各社商品のラインナップもバラエティに富んでおり、どのような商品を選べばいいのかはニーズによって異なってきますので、学資保険への加入を検討されているなら、ぜひ保険のプロまでご相談ください。

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