医療保険の対象外になるもの!保険金が下りないケースとは

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病気や怪我で入院した場合、多くの人は医療保険を利用すると思います。しかし、請求したのに保険会社から「今回は対象外の為、給付金が下りません」と言われた事はありませんか?
このような事にならない為にも、医療保険の給付対象外についてしっかりと理解しておきましょう。

【医療保険給付対象外】
医療保険で、給付金が下りないケースは下記のようなものがあります。

・同じ、または関連性のある病気で再入院した場合
入院給付金は、加入している保険によって、1度の入院についての支払い限度があります。
60日、120日、180日などの他、特定の病気のみ支払い限度日数が延長されるものもありますので、気を付けましょう。
また、一度入院して再入院する場合も注意が必要です。原因や、病名が違っても先の入院と関連性のある場合は、前回の入院を引き継ぎ1入院とする場合があります。

・日帰り入院のはずが通院になった場合
外来用のベッドで点滴や治療を受けても給付金はおりません。入院用のベッドを使い、検査や手術を受けた場合に限り、保険金を受け取る事ができますので気を付けましょう。
入院を伴わない通院に関しては、一般的に保障対象外になっています。

【保障対象外の手術】
それでは、実際にはどのような手術が保障対象外になるのでしょうか?2010年ころまでは、多くの保険会社で88項目の手術を給付対象にしていました。この場合、保険会社によって、独自に整理、区分けされている為保障対象外になるものとの分類が非常に複雑だったのですが、現在は公的医療保険連動タイプがでてきて大変わかりやすくなりました。
保障対象外の手術の一部を紹介します。

・生検などの検査のみを目的としたもの
・吸引、穿刺、神経ブロックなどの処置
・美容整形など治療を目的としないもの
・歯の矯正
これらは対象外になっています。
また、対象になるものについては。保険の約款に記載されている88項目の手術や、公的医療保険適用手術についてです。

【所定の状態を満たさない3大疾病】
また3大疾病については、どのような場合でも保険の対象になると勘違いしている人も多いのですが、この場合も所定の状態を満たしていない場合は、給付金は支払われません。
3大疾病で給付金が下りる、「所定の状態」については、条件が非常に厳しくなっている為加入時には十分に理解したうえで加入を検討すべきです。

【まとめ】
加入時には、給付金が支払われる条件などあまり真剣に聞かずに加入してしまった人も多いかもしれません。
しかし、万が一に備え加入した医療保険ですので、給付金が支払われないケースについてはしっかりと理解しておく必要があります。

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