- 2018-6-1
- 医療保険
誰もが一度は経験する親知らずの抜歯。歯医者さんで簡単に済む場合もありますが歯茎の切開などをして総合病院で入院なんてことも 珍しくないようです。そんな親知らずの抜歯の際に医療保険が適用されるのか今回説明してまいります。
【基本的に保険の適用外!?】
結論から言うと親知らずの抜歯だけでは医療保険は適用されません。
なぜならほとんどの医療保険は「親知らずなどの抜歯」は保険金支払いの対象外となっていることが多いからです。
たとえ抜歯の手術を総合病院で受けたとしても医療保険が適用されることは少ないと認識しておきましょう。
【ただし、例外もある】
抜歯だけではほとんどのケースで医療保険の適用外になることは先ほど述べましが、抜歯によって体調を崩したり、大がかりな麻酔を使ったりして入院することになった場合などは医療保険がおりる可能性が出てきます。なぜなら医療保険は原因が何であれ入院した場合に使用することができるからです。
また、抜歯を目的としない手術を受け、そのついでに親知らずを抜いたというようなケースでは保険が適用される可能性があります。しかしこのパターンはケースバイケースで医者の診断書の提出が求められる場合などもあります。診断書も無料ではないので手術前に保険が適用されるかどうか確認して置くのも良いかもしれません。
【健康保険はどうなる?】
国保や社会保険などの公的な保険制度では親知らずの抜歯は保険の対象になっています。
ですので医療費は大体1~3割負担となります。
しかしこの場合も例外があり、美容目的などで抜歯をする場合、また自身の都合で全身麻酔などをすることになった場合などには医療費全額負担になるときもあります。注意しておきましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?基本的に親知らずの抜歯には医療保険がきかないこと、親知らずの抜歯も含み入院などをする場合には医療保険が適用されることがお分かりいただけたと思います。
また医療保険が適用されるかどうか診断書の提出が求められる場合には診断書代が発生することも知っておきましょう。
診断書代は、病院によっても様々ですが、高いところでは1万円近くすることもあります。ですので、診断書を提出して「保険適用外」となったら無駄な出費をしたことになります。
手術を受ける前などに保険がおりるか、ちゃんと確認するようにしましょう。是非参考にしてください。