- 2018-7-3
- 医療保険
医療保険には大きく分けて、公的な医療保険と民間が運営する医療保険の2種類存在します。今回公的医療保険の対象外となる医療費の保障を担う民間医療保険の目的について紹介していきたいと思います。
【医療保険加入の目的を明確に】
医療保険加入の目的は大きく3つに分けて考えることができます。
①誰のための保障にするか
独身の場合、自分のために医療保険に加入するのが一般的だと思います。
また、独身の方は若い世代に多いので保障を手厚くするのはリスキーです。
自分の状態・収入などを考慮したうえで「ほどほど」の保障を選択すると保険料も抑えられて良いでしょう。
また既婚者の場合は家族のために医療保険に加入するのが一般的です。
この場合一家の大黒柱として家計を支える夫が医療保険に加入するのか、家庭を支える妻のための医療保険なのか、はたまた子供のためなのか色々と選択肢が生まれてきます。
②どのくらいの保障が必要か
誰のために医療保険に加入するか明確になったら今度は加入する医療保険にどのくらいの保障を盛り込むか検討する必要が出てきます。
独身の方の場合、日額3000円ほどの保障があれば十分といえるでしょう。
また保険料の支払いに余裕のある方は日額5000円ほどの保障でもよいかもしれません。
家族のための保障を考える場合、日額最低でも10000円ほどの保障を考える必要が出てきます。収入が減った分の穴埋めや、家賃・住宅ローンなども加味して考えなければいけないためどうしても独身の人より高めの設定になります。
また入院した場合には大体20000円ほどの費用がかかるとされているので2~3週間ほどの入院で30~40万円ほどの費用がかかることが分かります。
仮に60日保障の医療保険で考えた場合、日額5000円だと60日で30万円の保障が得られ、また日額10000円の保障の場合には60日で60万円になります。
入院にかかる費用と日額もらえる保障との計算が大切になってきます。
③保障の期間をどのくらいに設定するか
どんな医療保険にも「支払限度日数」という保障を受ける期間の選択ができます。
保険会社にもよりますが、最も多いのが「30日、60日、120日」の3種類の保障プランです。
保障期間が長ければ支払う保険料も高くなってくるので加入前にどれくらいの保障期間になりそうか検討しておく必要が出てきます。
平均すると60日の保障期間になるともいわれていますが、万が一のこともありますので保険会社やプランナー、医師などに相談しておくと良いでしょう。
【まとめ】
民間の医療保険を利用するにあたって明確にすべき医療保険の目的について簡潔に紹介しました。今回は割愛致しましたが公的医療保険の対象外となる費用の保障という意味でも民間の医療保険は利用されています。是非参考にしてください。