医療保険の手術給付金や給付の対象になるものとならないもの

437c5d06bf4b15314fb0d8e69f1c7b81_s

医療保険に加入している人は手術給付金の対象になるものと、対象外のものについてしっかりと理解していますか?
また手術給付金についてどれくらい支給されるのか知っておくと安心でしょう。

【手術給付金】
手術給付金は保険の対象になる手術をした場合に一時金が受け取れるものでこれはどの医療保険にもついていますがその金額は保険会社によって少し違います。
また保険の種類によって手術による給付金が変わるものと、どのような手術でも給付金が変わらないものがあります。
給付金は入院給付金に対するそれぞれの倍率によって決まり、入院日額5千円の保険に加入しており給付金倍率が10倍のものですと5万円になります。20倍なら10万円、30倍なら15万円と言うようになります。

自分の加入している保険の給付金の倍率は保険証券に記載されていますので一度確認しておくとよいでしょう。

【手術給付金の対象になるもの】
対象になるものは大きくわけて2つに分類されます。
・保険の約款に記載されている88項目型(約600百種類)
・健康保険連動型(約1000種類)

保険の約款に記載されているものは例えば乳房の手術、筋骨の手術、呼吸器、胸部の手術
がありこれらは対象の一部で約款に記載されているものであれば手術給付金の対象になります。

健康保険連動型については子宮ポリープ、ものもらい、中耳炎、痔などがありますが健康保険の対象になる手術については基本的に手術給付金の対象になります。

【手術給付金の対象にならないもの】
公的医療保険の対象外となるものについては保険の手術給付金でも対象外になります。
例えば、皮膚を切開して膿を出す治療や、虫歯や親知らずなどの抜歯、美容整形、悪性新生物根治放射線照射などがあります。

これらを考えると公的医療保険の対象になる手術では基本的に医療保険の手術給付金も対象になり先進医療や美容整形など医療保険で対象にならないものは手術給付金の対象からも外れるのです。

【まとめ】
公的医療保険対象になる手術は日々進化しており新しい技術も多く取り入れられ常に変化しています。
しかし医療費の増加問題や高齢者の増加を考えると近い将来保険会社は給付金を抑える対策が検討され、入院を伴わない手術は対象にならないケースがあったり、手術給付金の対象が減る事もあるという事を知っておきましょう。
手術給付金について現在自分の加入している保険で十分かどうかを一度確認し必用であれば給付金の倍率を上げるなどの方法を取りましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る