もしもの時にも安心!医療保険の給付金請求の流れを知っておこう

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私達はいつ、どこで病気や怪我などで、医療保険を使うことになるかわかりません。毎月保険料を支払い加入している医療保険ですが、いざ請求する場合に請求方法がわからないという事にならないためにも、医療保険の給付金請求の方法を理解しておくと安心です。

【給付金受取の手続き】
病気や怪我で入院、手術などをした場合には、加入している保険会社に連絡をし、請求に必要な所定の用紙を送付してもらいます。保険会社へ連絡をする際には、加入している保険の保険証券を手元に用意しておくとスムーズに進みます。
保険会社から、届いた書類の中に医師の診断書が入っている場合は、かかりつけ医に持って行き診断書を作成してもらいます。診断書の作成は4千~5千円程度かかり、実費ですので気を付けましょう。
必要な書類がすべて揃ったら、それらを保険会社に送付します。受け取る保険の種類や、保険会社によって、必要書類が違いますので十分確認をしてから間違いのないようにしましょう。例えば入院、手術給付金受取には保険証券・入院給付金請求書・診断書などの提出が必要になります。また、請求の際に金額が少ない場合は、病院の領収書でも受け付けてくれる場合もあります。

【保険会社による審査】
保険会社は、被保険者からの請求によりそれが正当な保険請求であるか、審査を行います。被保険者から送付された書類に不備があった場合や、診断書に不審な点があった場合などは、保険会社が直接医療機関等に問い合わせをする場合もあります。
事実関係の調査、関係者への確認や事故現場の確認などが必要な場合は、保険金がおりるまでに1か月程度かかる場合もありますが、通常は5営業日以内に被保険者の指定した口座に振り込みがされます。

【給付金の請求に期限はある?】
給付金請求は3年という期限があります。事故や、病気などで入院していた場合は、忙しくてつい忘れがちになりますが、医療保険の請求については必ず3年以内に行っておきましょう。
また、被保険者本人が請求できない状態であった場合には、医療保険の特約に指定代理人請求というものもあります。医療保険の特約として指定代理人請求を付加して、代理人を指定する場合別途料金はかかりませんので、ぜひ万が一に備えこの特約を付けておくと請求時にも安心です。
健康なうちは、医療保険の給付金請求の方法について特に必要性を感じなかったり、興味がない人も多いでしょう。しかし、私達はいつ、病気や事故に巻き込まれるかわかりません。医療保険の給付金請求について、事前に知っておくと安心です。

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