- 2021-5-27
- 未来設計
はじめに
将来どれくらいのお金が必要になるのか?
これは誰しもが気になることですよね。
とは言え、頭の中でもんもんと考えているだけではどうすればいいのかといった解決策も見えず、やみくもに不安ばかりが募ってくることにもなりかねません。
逆に、具体的なシミュレーションを行って、しっかりと将来を見据えることができれば不安は少なくなります。
そうすれば、これから何をすればいいのかも把握できるようになるでしょう。
そこで今回は、将来必要なお金をシミュレーションするための方法について考えてみたいと思います。
将来必要なお金をシミュレーションするための方法
しっかりとしたシミュレーションをするには、目に見える形で計画を立てるのが一番です。
そのためには、まずこうありたいという生活のスタイルを決める必要があります。
まずは生活のスタイルを決める
自分自身や家族がどのように人生を過ごしていきたいのかを具体的に明確にすることです。
たとえば、
「何歳くらいでマイホームを手に入れるのか?」
「こどもは公立の学校に行かせたいのか?それとも私学へ通わせたいのか?」
「年に二回は旅行に行きたい。一回は国内で一回は海外で。」
といった感じで、自分や家族が望む生活スタイルを明確にしていきましょう。
計画を作る
自分自身や家族が望む生活スタイルが明確化できれば、それをもとに計画表を作っていきます。
○○○○年(私××歳・夫△歳):マイホーム購入
○○○○年(私××歳・夫△歳):長男が私立中学へ入学
といった形で、いつどういうイベントが予定されているのかをはっきりと見える形にするのです。
それができたら、各々のイベントで必要になるお金の額を記入していきましょう。
どういうイベントでどれくらいのお金が必要になるのかは、ネットで調べるなどすればだいたいの額は把握できるはずです。
ここまでくれば、シミュレーションはほぼ完成。
あとは、将来のイベントに備えて今できることをやっていくだけです。
さらに綿密なシミュレーションをするには?
中には、もっと綿密で詳しいシミュレーションをしたいという方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は、必要なお金に加えて収入額のほうも年ごとに書き出してみましょう。
こうすれば、より詳細にお金の流れ(キャッシュフロー)を把握できるようになるので、さらに綿密なシミュレーションが可能となります。
まとめ
今回は、将来必要なお金の額をシミュレーションするための方法について紹介しました。
なお、自分ではどうも上手に計画を作れないという場合や、計画は作ってみたけどお金がうまく回らなそうといったときはファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのが一番。
役に立つアドバイスがもらえて、きっとあなたとあなたの家族の将来をくっきりと見通せる計画表ができあがるはずです。