将来設計にとって重要な保険とは?

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あなたは自分の将来をどの様に設計していますか?就職、結婚、マイホーム購入など、各ライフステージを想定した将来設計と保険とは密接に関係しています。今回は、将来設計と保険をテーマにお伝えします。

運転免許を取った時に考えたい保険

交通事故での負傷者の総数を占める割合は、39歳以下が全体の44.1%を占めており、その後は歳を重ねるごとに徐々に割合が低くなっていきます。これは、若い年代ほど運転する機会が多いという事と、安全運転に対する意識が、歳を追う程に向上(スピードを出さない、無謀運転をしない)する為だと思われます。

ともあれ、車やオートバイの運転は、運転者自身がケガをする以外に、同乗者にケガをさせたり、他の車やオートバイの搭乗者や歩行者にケガを負わせてしまったりする可能性も十分ありますので、運転免許を取って車やオートバイを購入する際には合わせて入りたいものです。

就職した時に考えたい保険

10代、20代といった若い年代であっても、ケガや病気に無縁とは言い切れません。なぜなら、ケガや病気には年代を問わず見舞われる可能性があるからです。以下は、年代別の入院理由として最も多いものをまとめたものです。

10代男性 骨折
20代男性 骨折
30代男性 骨折
40代男性 脳血管疾患
50代男性 がん
60歳男性 がん
10代~60代女性 がん

この様に、比較的若い年代の男性ではケガ(骨折)が多いのに対し、50代以降の男性と、女性は年代を問わずがんが最も大きな割合を占めています。保険に入るという事に早すぎるという事は無いのです。医療保険・がん保険に入っていればいざという時も安心できます。

結婚した時に考えたい保険

自分の家庭を持ったら、家族を精神的にも経済的にも支える事になります。あなたに万が一の事があったら、家族は生活に窮する事でしょう。そこで考えたいのが、生命保険への加入です。

生命保険には積み立て型と掛け捨て型があり、一般的に積み立て型の方が毎月の保険料は高額ですが、満期時まで生存していれば、満期保険金が戻ってきます。また、途中で解約した場合でも、これまで払い込んだ保険料から一定の返戻率を掛けた解約返戻金(かいやくへんれいきん)が戻ってきます。この様に、いざという時の保障を確保しながら、貯蓄も出来るのが積み立て型生命保険の特徴です。

一方、掛け捨て型生命保険であれば、保障期間の定めが無く、また、途中解約してもお金は戻ってきません。しかし、毎月割安な保険料で、いざという時にはきちんと保険金が支払われる安心を得る事が出来る点は大きなメリットと言えます。

マイホームを購入した時に考えたい保険

マイホームはほとんどの人にとって、人生で最も大きな買い物になります。その為、貯金だけで購入できる人はまれです。多くの場合、銀行などの金融機関で住宅ローンを組んで購入する事になります。

その際、ローンを組む条件として提示されるのが、団体信用生命保険、通称”団信”への加入です。この団信に加入すると、住宅ローン完済前であっても、契約者に万が一の事があったり、重度障害を負って就業不能になったりした場合、保険金が下りて残りのローンを一括返済してくれるというものです。

従って、それまでに生命保険に入っていた場合は家を購入するタイミングで解約して、その他の保険への加入を検討しても良いかもしれません。

最後に

今回は、将来設計と保険をテーマにお伝えしました。保険の種類は様々で、各ライフステージに応じた最良の保険に入る事が重要だという事がお判りいただけたと思います。自分の今のライフステージで入るべき保険に迷ったら、一度保険のプロに相談してみるのもいいかもしれません。

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