みんなどれくらいかけている?医療保険の月額平均費用

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病気や怪我に備え医療保険に加入している人は多いのですが、そこで気になるのが保険料の平均です。自分の掛け金は高いのか、低いのか、平均的なのか保険料の平均を調べてみましょう。また、実際に病気や怪我で入院をした場合に必要になる医療費についても調べてみましょう。

【月々の保険料の平均】
生命保険文化センターの調査に基づき医療保険の平均を調べてみると下記のようになっています。

(男性)
男性の年間保険料の平均は22.8万円で、月に換算すると1.9万円程度になります。保険料の分布を見ると、最も多いのが年間12~24万円を払っている人で全体の33.6%になります。次に、年間12万円未満の人が26.7%となっておりいずれにしても月々1~2万円程度の保険料負担となっています。

(女性)
女性の場合年間保険料の平均は、17.4万円で月々の平均額は1.45万円となります。また同様に保険料の分布を見ると、最も多いのが年間12万円未満の保険料負担で全体の約40%となっています。次に多いのが12~24万円の保険料負担で全体の約31%となっています。このような事から約7割近い人が毎月2万円未満の保険料を負担していることがわかります。

【年収別に見た保険料】
年収によっても払い込み保険料に違いがあります。生命保険文化センターの調べによると、一般的に年収の高い人ほど、多くの保険料を支払っている傾向にあります。
年間保険料を収入別にみてみましょう。
・100万円未満  16.4万円
・100~300万円  18.6万円
・300~500万円  22.4万円
・500~700万円  29.5万円
・700~1000万円  37.1万円
となっています。年収100~300万円未満の人と、700~1000万円の人を比べると保険料の負担は約2倍になっていることがわかります。

【入院時の自己負担額】
保険料の平均がわかれば、入院した場合実際にどれくらいの医療費負担があるのかも確認しておく必要があります。
生命保険文化センターの調べによると、入院時の自己負担費用の平均は22.7万円となっています。この金額には、治療費、手術代、投薬費だけでなく、入院時の食事代、差額ベッド代、入院に伴い必要な衣類や日用品、家族のお見舞い時の交通費なども含まれています。
先進医療や個室を希望する場合などは更に医療費の負担は大きくなりますので、医療保険以外に備えが必要になります。
医療保険は死亡保険と並ぶくらい重要な保険です。自分だけでなく家族の生活を守るためにも保険料の平均を参考にしながら適切な医療保険を選択するようにしましょう。

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