ポリープの手術でも医療保険は使える?

5e78affb97a9c432c7c9ec96d039c1ec_s

はじめに

病気になってしまったとき、身体のこともさることながら何かと頭が痛いのがお金の問題。
もちろん、たいがいの治療は公的な保険の対象とは言え、まったくの無料というわけにもいきません。
特に「入院だ」「手術だ」となると、それなりの出費を覚悟しなければならないというのが現実です。
そんなピンチのときに心強い存在と言えば、やはり民間の医療保険。
少なくともお金の悩みを減らすことはできます。
ところでこの保険、ポリープの手術をしたときでも使うことができるのでしょうか?

手術をしても・・・

この医療保険ですが、場合によっては手術を受けたのに保障の対象から外れてしまうケースもあります。
会社や商品によって多少の違いはあるかもしれませんが、一般的な例で言えば歯を抜くための手術。
この場合には対象外となるのがふつうです。
また、扁桃腺の摘出手術も対象から外れることが多くなっています。
入院をして全身麻酔で行われるまでの手術なので、意外に思われる方も少なくないでしょう。
さらに、骨折の治療で埋められたボルトを抜くための手術も対象外となることが多いようです。
ただし、これらの場合、保障がないのは手術に関してで、入院に関しては保障されるのが一般的です。

ポリープの手術は?

では、ポリープの手術に関してはどうなのでしょうか?
最近では技術が進歩したおかげで、以前であればお腹を切る必要があった病気でも、もっと負担の少ない治療法が選ばれるようになってきました。
おかげで昔に比べれば痛みも身体へのダメージもかなり少なくなっていますし、それほど長く入院しなくても済むようになっています。
大きな手術を受け、長らく病院生活を送っていると、どうしても体力も弱ってしまいがちです。そのため、こういった技術の進歩により日常生活へ戻ることへのハードルも低くなっていると考えられます。

そういった病気の代表例として挙げられるのが、大腸ポリープや大腸がんでしょう。
近年では内視鏡のみの治療で済むことがとても多くなっています。
そこで気になるのが先ほどの保険の話。
結論を言えば、内視鏡手術でポリープの治療を受けた場合でも、ほとんどのケースで手術給付金を受け取ることができるようになっています。
つまり、医療保険に入っておけば、ポリープの治療を受けるときでも経済的な不安を減らすことができるというわけですね。
さらに、大腸ポリープだけでなく、他の病気で内視鏡を使った治療を受けたケースでも同じ扱いとなることが多いようです。

最後に

今回のテーマに関して注意していただきたいことがあります。
それは「内視鏡を使ったケースであれば必ず保障がされる」というわけではない点です。
保障がなされないのは治療ではなく検査が目的の場合。
そのようなケースでは内視鏡が使われたとしてもお金を受け取ることはできませんのでご注意ください。

関連記事

ページ上部へ戻る