生命保険に入らないという選択もある?保険に加入する必要性

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自動車保険などの場合、多くの人が当たり前のように迷う事なく加入しますが、生命保険においては加入する人と、加入をしない人がいます。自動車保険では、もしも事故を起こした場合、数千万円~数億円もの賠償金を求められるからです。生命保険に加入する際の必要性について見ていきましょう。

【生命保険に加入する必要性】
生命保険についても、自動車保険のような加入法を当てはめると下記のようになります。
・自力では対応不可能な事態にのみ保険で備える
・上記に該当しない場合は自費で賄う
・貯蓄性は求めない
自費で賄う場合、手数料はかかってもATMの利用手数料位で済み家計に大きな影響が出るほどではありません。
しかし、保険に加入していた場合は保険を利用する時には保険会社に運営費などを含めた保険料を支払う必要があります。
保険料から差し引かれる運営費は明確には、公表されていませんが概ね20~30%程度でしょう。
これらを考えると、自分で補填できる部分については、保険を利用せず自費でねん出する方が無駄な手数料をかけずに効率的でしょう。

【万が一に対する費用は保険ではないと用意できない?】
それでは、人生における様々なリスクに対して保険でしか用意する事ができないのでしょうか?
これは、必ずしも保険からの給付金である必要はありません。お金の出元はどのようなところでもよいのです。臨時に大金が必要になった場合にも、すぐにねん出できる大金があれば保険に加入する必要はありません。
また、自分の加入している保険の補償内容を十分に理解していない場合は、余分な保険料を支払い続け無駄な保険に重複して加入する事になります。
保険に重複加入しているほど、多くのコストが必要になりますので保険には必要最低限のものだけに加入するようにしましょう。

【貯蓄性】
保険によっては、貯蓄性の高いものもあります。しかし、それに関しても必ず保険で賄う必要はありません。例えば、保険以外にも投資や、株、ファンド、不動産投資などがあります。
また保険は毎月保険料を支払っていても、何事もなく過ごした場合はお金が返ってこない掛捨てになるものも多くあります。
このように保険は、加入者同士の相互扶助の仕組みから成り立っている事を覚えておきましょう。

【まとめ】
生命保険には、掛捨てと、貯蓄型のものがあります。貯蓄型のものの方が当然、保険料は高くなります。保険はコストと、返戻金などについてしっかりと検討したうえで必要な場合に加入するようにした方がよいでしょう。

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