知っておきたい医療保険が必要な理由

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【はじめに】
サラリーマンには医療保険は必要なし!なんて最近雑誌やネットで記事を見た事ありませんか?医療保険が必要ないなら、月々の支払いがなくなるしいいのでは?と思う人も多いでしょう。確かに健康に不安のない若い世代は、貯金や公的制度を使って病気やケガに備えた方が無駄がないです。でも、公的な制度では補填できない費用もありますし、公的制度がこのまま続くとは限りませんよね。
今回は、「知っておきたい医療保険が必要な理由」というテーマでお話していこうと思います。

【貯蓄があれば医療保険は必要なしと言われる理由】

大きなけがや病気をした時にはお金が必要なので、保険に入っておくというのが一般的な考えです。そう思って医療保険を契約しているのに、どうしてサラリーマンに民間保険は必要ないといわれるのでしょうか。

実は、医療保険に入っていればどんな病気やケガでも保障してくれるというわけではないですし、医療保険に入ってなくても高額な治療費の払い戻しを受けられる制度もあるのです。

さらに、サラリーマンには入院中の生活費を保障してくれる制度もあります。これがサラリーマンに医療保険が必要ないといわれる理由です。理由の一例として、医療保険に入っていても給付金がもらえない場合がある事や、医療保険は元が取れない可能性が高い事、高額療養費制度で医療費の払い戻しがある事などが挙げられます

【サラリーマンにも医療保険が必要な理由】

では次に、医療保険に入らなかった場合のデメリットをいくつか紹介していこうと思います。

・先進医療は高額療養費制度の対象外
先進医療とは、厚生労働省に認められた保険の対象にするか評価段階の「ある程度実績を積んだ新しい治療方法」のことです。この先進医療は高額療養費制度の対象外となり、全額自己負担になります。先進医療を行う病院は限られており、治療を受ける事が可能な方も限られています。また、先進医療を受ければ必ず完治するというわけでもありません。

・大きな負担となる入院時の「差額ベッド代」も対象外
食事代と差額室料も高額療養費制度の対象外です。食事代は、ケガや急病で入院した場合は1食460円と決められています。ただし、住民税非課税世帯の方には、負担軽減制度があります。さらに大きな負担になるのが差額ベッド代で、これは患者本人が希望するか同意書にサインしたうえで、1~4人用の部屋に入院した時にかかる費用です。病院によって違いますが、1人部屋の場合、平均で1日約7,500円、4人部屋の場合、1日約2,500円かかります。もし1人部屋に10日間入院した場合、約75,000円かかる計算です。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?今回は、「知っておきたい医療保険が必要な理由」というテーマでまとめてみました。年を取ると、ケガや病気をしやすいので、健康状態は若い時よりも悪くなります。そのため、病歴によっては契約を断られたり、入れても保険料が高くなります。以上を踏まえ、医療保険が必要かどうか、改めて考えてみるといいかもしれませんね。

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