- 2018-4-24
- 学資
子供の教育費を貯める目的で学資保険に加入する人は多いのですが、契約者を夫にすべきか、妻にすべきか悩む人も少なくないでしょう。ここで、名義を夫にする場合と、妻にする場合のメリットや収入のない専業主婦でも契約者になれるのかあわせてみてみましょう。
【専業主婦でも契約者になることはできる?】
共働き世帯が増加した昨今ですが、妻が専業主婦の家庭もあるでしょう。この場合、収入のない専業主婦も契約者になることができるのでしょうか?
基本的に学資保険の契約者は配偶者に一定以上の収入があれば専業主婦でも契約者になることはできます。
しかし、収入のある夫が死亡した場合収入のない母親が契約者になっていると満期までの保険料の支払いが続きますので、注意が必要です。
【夫名義で契約するメリット】
一般的には、収入の多い方が契約者になるケースが多いと思います。これは、契約者に万が一のことがあった場合に、後の保険料の支払が免除される払込み免除制度があるためです。保険料の払い込みが免除され、満期金も支払われるというものですので家族にとっても安心です。
ですから、一家の生計を担っているのが夫の場合契約者も夫名義にしておく方がよいでしょう。
もし、専業主婦の妻が学資保険の契約者だった場合夫に万が一の事があっても学資保険の保険料は免除されませんので夫の死亡後も妻が保険料を払っていくことになります。
ただし、夫が他の生命保険等に加入しており、死亡後に毎月保険金が支払われるような場合は保険金を学資保険の保険料に充てることができますので保険料が安い妻名義にしておくのも一つの手でしょう。
【妻名義で契約するメリット】
先にも述べましたが一般的に夫と妻の年齢が同じ場合、保険料は女性の方が安くなります。同じ保証(満期金)に対して保険料が安い分返戻率は高くなりますので妻名義で契約するのも一つの方法です。女性が男性に比べ保険料が安いのは、寿命が長く死亡率が低いためです。
保険料だけを見ると女性が契約者になった方がお得ですが、夫が一家の生計を担っている場合は死亡リスクがあることを覚えておきましょう。
妻の方が収入が多い場合は、迷わず妻名義で学資保険に加入しましょう。
【まとめ】
専業主婦でも学資保険の契約者になることはできます。しかし、収入を担っている夫が死亡した場合の保険料の負担を考えると収入の多い方が契約者になっておく方が安心でしょう。
他に生命保険等に加入している場合は、また条件が異なりますので夫婦でどちらが契約者になった方がよいのか保険会社に相談してみるとよいでしょう。