教育費を貯める方法!学資保険か貯金のどちらがおすすめ?

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10年前に比べ大学の進学率も大幅に増加し、家計に占める教育費の割合も増加傾向にあります。このような背景を受け子供の教育費は早目に準備しておきたいものですが、貯金と、学資保険どちらがよいのかそれぞれのメリット・デメリットから考えてみましょう。

【貯金のメリット・デメリット】
銀行や郵便局へ貯金をするメリットは、何と言っても元本割れしないことです。また、まとまったお金が必要になった時にすぐに現金化して用意することができるという点も大きいでしょう。そして変動金利であるため、インフレ等に対応することができます。
但し、現在のような低金利時代では昔のように貯金で多くの金利が付き、元本を増やすという点においては難しいでしょう。また、保険のような強制力がないため、毎月の収支によって積立金が変わるというデメリットもあります。更に、契約者に万が一のことがあっても、以降の保障はありませんし、被保険者(子供)の医療保障もついていません。

【学資保険のメリット・デメリット】
学資保険のメリットは、毎月定額の引き落としであるため、教育費を計画的に貯めることができます。また、普通預金と比べ利回りが期待できる点も大きなメリットとなります。
また生命保険料の控除を受けることができたり、保険料支払い期間中に契約者に万が一のことがあった場合、以降の保険料の支払いが免除され満期金を受け取れるという点も大きな魅力と言えます。
保険によっては特約で被保険者(子供)の医療保障を付加できるものもあります。
対して学資保険のデメリットは、換金性が低く契約年数が短い場合元本割れするリスクがあり、固定金利のためインフレリスクがあるという点があります。学資保険は、途中で解約をしないことが大前提になりますので、満期まで支払える保険料にしておくことが大切です。

【どちらがおすすめ?】
貯金と、学資保険を比較してみましたが、どちらがおすすめかは各世帯の収入や、子供の数契約者の性格などによっても変わってきます。
例えば、計画性がなく子供の教育費をきちんと毎月積み立てることができない場合は、学資保険に加入して計画的に貯めておいた方がよいでしょう。
共働き世帯などで収入が一般的な家庭よりも多い場合は、学資保険などに頼らずに貯金をして教育費を貯めておく方法でもよいでしょう。
全ての学費を学資保険だけで貯めていくのはリスクがあります。無理をせず貯金と、学資保険のバランスを取りながら各家庭で貯めていける額を設定することが重要でしょう。

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