節税に効果あり!年末調整で学資保険も生命保険料控除できる?

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子供が生まれたら学資保険に加入する人も多いのではないでしょうか?学資保険も、その他の保険同様に生命保険料の控除ができるのでしょうか?年末調整で控除できる保険や、その方法をみてみましょう。

【学資保険は控除の対象になる?】
会社員などが、毎月の給料から天引きされている所得税に対して、1年間に支払った保険料控除を計算して多く支払った税金を還付してもらうのが年末調整です。年末調整は、各家族の事情を考慮して生命保険料控除の対象になっています。年末調整の対象になる保険の中に、学資保険も入っていますので、学資保険に加入している人はぜひ控除をしましょう。
年末調整する場合は、保険会社から送られてくる「控除証明書」が必要になります。ただし、そこに記載されている控除額がすべて控除されるわけではなく、それぞれの保険で上限が決まっていますので多く加入している場合は、上限の範囲内で控除されます。

【保険料控除の方法】
会社員などが、年末調整をする場合、経理担当の人から保険料控除証明書をもらいますので、それに記入し提出します。
学資保険は、年末調整の対象になる保険の生命保険料控除に該当し、所得税で最大5万円までが控除の対象になります。保険会社から毎年秋頃に控除証明書が送付されますが、実際に申請をするのは年末ですので、数か月期間があります。それまで無くさないように大切に保管しておく必要がありますが、万が一無くした場合は早めに保険会社に連絡をして再送してもらいましょう。
もし、年末までに書類が揃わなかったり、うっかり保険料の控除をしていなかった人は自身で確定申告をして控除を受けることになります。2月中旬から3月中旬までの間に保険料控除証明書などの必要書類を揃えて、忘れずに確定申告を済ませましょう。

【年末調整時の注意点】
学資保険も年末調整の対象になりますので、加入している人は忘れずに年末調整や確定申告で控除を受けましょう。控除をすることで、所得税の還付金を受け取ることができ、翌年の住民税も安くなります。
また、近年は共働き世帯も多くあり、夫婦どちらで年末調整をすればよいのか悩む人もいるでしょう。この場合、収入の多い人の方が、税金も多く支払っていることになります。生命保険料等の控除を利用する場合は、収入が多い人が年末調整をした方がお得になりますので、覚えておきましょう。

【まとめ】
学資保険も生命保険料控除ができるという点について、理解できたでしょうか?学資保険は長年保険料を支払うものですので、ぜひ忘れずに申告をして還付金を受け取りましょう。

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