- 2016-9-14
- いろいろ
今加入している保険の更新時にはそのまま継続をするのか、解約して新たな保険に加入するのか2つの選択があり悩む人も多いでしょう。保険は若いうちに加入している場合は保険料が安いというメリットや長期間加入した方がお得になる事もありますが継続する事が必ずしもお得になるわけではありません。継続と解約について詳しく見ていいましょう。また保険の更新時に気を付ける事なども知っておくとよいでしょう。
【定期保険更新時】
今のように豊富な保険プランがなかった頃に定期保険に加入している人は更新時に解約をして他者の保険に加入した方がお得になる場合があります。定期保険は5年、10年、15年という更新時に一度保険契約を見直し今の自分に本当に必要なものか、保険料の負担は無理がなく無駄のない保険かどうか検討すべきでしょう。また更新時に保険会社に自分の意向を何も伝えないと保険はそのまま自動更新されてしまいますので気を付けましょう。
【終身保険や養老保険】
終身保険や養老保険は積立型の保険で定期保険とは違って満期保険金や解約返戻金があります。終身保険は生涯にわたり保険金を受け取れる保険です。終身保険は保険料の払い込み満了時を過ぎて解約すると支払った保険料以上の解約返戻金があります。このような積立型の保険は期間が満了に向けて返戻率が100%に近づきます。払い込みが満了するまでは解約しない方よいでしょう。終身保険は若い時に加入する方が保険料は安く特に昔の保険は利率が良いため加入者に有利になっています。
【保険の転換契約】
更新時に保険会社から送られてくるものが「転換契約」です。保険の転換とは更新時に契約者に今までの契約を一旦解約させ解約返戻金を頭金にし、旧契約のメリットを利用できない新規の契約の事を言い加入者には全くメリットがありません。このように契約を全て解約して新しい保険に切り替える場合は加入者側にほとんどメリットがない事を覚えておきましょう。
【必要な保障額】
保険の保障額は契約時からはずっと一生涯同じである必要はありません。加入者に必要な保障は年が経つにつれて減ってきます。このようにその時に必要な保障額は時間の経過に応じて減っていきますので収入保障保険や低減定期保険のように保険金額が徐々に減っていくものを選ぶと保険料はかなり抑えられ加入者の負担減に繋がります。
【まとめ】
バブル期のように給料が年々上がっていく時代なら収入に占める保険料の負担は年々少なくなっていきますが、今の時代は10年前と給料が同じという人も多くいます。万が一に備えた保険料の負担が家計を圧迫する事にならないように自分に合った保険契約を見直す事も必要でしょう。