医療保険の内容を見直していますか?

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病気やケガのときに役立つ医療保険。一回加入すれば、あとは保険料をきちんきちんと収めていれば安心、と思っていませんか?
人生という長いライフステージの上ではときに思わぬことがおきるかもしれません。時々見直すことで良くなるものもあります。今回はそのことについて説明したいと思います。

【なぜ見直すの?】

◎人生のタイミングで見直す
自分が未婚か既婚か、結婚後も転職や子どもの出産・育児、マイホーム購入、退職時など、そのときのライフイベントで見直す必要が出てくるかもしれません。もっと保障が必要になりそう、あるいはむしろもう少し保険料を安くした方が現在の状況に合っているといったように柔軟に対応した方が払いすぎや困窮を事前に防ぐことができるかもしれません。
◎社会の移り変わりで見直す
医療技術が進歩したことにより、数十年、あるいは数年前よりも同じ症状でも短期間の入院ですむということもあります。そういう場合、入院日数による保証が自分に適切かどうか判断した方がよいでしょう。
そして、少子高齢化などにより医療費の個人負担は上昇する傾向にあります。今までカバーできていても、将来も同じままというわけにはいかないかもしれません。

【何を変更するの?】

◎保険プラン
たとえば10年の定期医療保険に加入している場合、更新する10年ごとに見直す機会があります。終身型の場合解約するとリスクはありますが、あまりにも自分の現状とかいりした保険プランでは入っている意味がありません。
◎個人情報
引っ越しなどによる住所変更、転職、口座の変更、保険金受取人の変更などで変更が必要なときがあります。

【いつ変更するの?】

保険金を請求したときに保険を見直したいと考えた人が4割というデータがあるようです。
おそらく自分が加入している保険よりもっとカバーがほしいということからかと思われます。しかし、保険金請求時ということはそれが必要になった事態、つまり病気になったときになりますので見直そうとしてもどうしても健康な人よりは加入条件などで不利になります。

できれば未然に見直しておきたいところです。上述したように、人生の様々なイベントが保険を見直すのによいきっかけとなるでしょう。もしイベントがない間でも少なくとも30歳、40歳、といった節目ごとに見直すようにすると見落としがないかもしれません。

【安心のための見直しを!】

毎日忙しく過ごしていると、どうしても保険の見直しなどは面倒になり後回しにしがちです。しかし医療費負担の増加傾向など不安定な世の中です。健康や命に関わる危機は即生活に打撃を与えます。
そういう意味で医療保険の定期的な見直しは重要なものとなるはずです。

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