民間の医療保険 重複しても受け取りできる?

bitcoinIMGL4404_TP_V

はじめに

誰もがずっと健康なままでいることができればそれに越したことはないのですが、人生のうちには病気やケガをすることもあります。
場合によっては入院をしたり、手術を受けたりしないといけなくなるケースもあるでしょう。
そんなケースに備えて加入する人が多いのが民間の医療保険。
ところでこの保険、重複して入っていても給付金の受け取りは可能なのでしょうか?

医療保険の役割

入院したり手術を受けたりすることになると、当然からだはある程度のダメージを受けることになります。
さらに、退院したあとも以前の生活に戻るまでには幾ばくかの時間がかかるのがふつうです。
そうなると、精神的にも少し疲れが出てしまうかもしれません。
ところが、入院や手術によってダメージを受けるのはからだと心だけではありません。
懐具合のほうにも大きな影響が出てしまいます。

まずは治療費。
もちろん、ふつうは保険証がありますからすべてを自分で払わないといけないわけではありませんし、一定の額をオーバーしたときには申請によりオーバーした分が返還される高額療養費制度もあります。
しかし、それでもある程度の出費は覚悟しておかなければなりません。
それに加えて、個室に入ったときは基本的に別料金がかかりますし、それ以外の出費も増えてしまいがちなものです。

こういった出費に備える上で心強いのが民間の医療保険。
入っておけば所定の入院や手術に対してお金が支払われるので、出費がかさんでも安心というわけですね。
ちなみにこの保険、重複して入っていてもそれぞれ受け取りは可能です。
では、重複して入ることのメリットやデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?

重複のメリットデメリット

まずメリットのほうから見ていきましょう。
重複によるメリットは、カバーされる範囲が広くなること。
たとえば、保険によって特約の内容が違ってくるケースがあります。
このような場合にどちらともに入っておけば、特約の種類を増やすことが可能となりますので、より広範囲の病気や治療法がカバーされることになります。

一方、デメリットはなんといっても出費がかさむこと。
月々の支払額が両方とも同じような額であれば、単純に考えて出費は約2倍になります。
また、請求のときに必要な書類を病院で作ってもらうときも、どちらとも原本が必要ならそのための費用も2倍になってしまいます。

まとめ

重複して加入すると出費は増えますが、どちらともから給付金を受け取ることはできます。
また、カバーされる範囲も広くなります。
したがって、手段としては重複加入もありと言えるでしょう。
なお、どの保険とどの保険に入るのがいいのかは保険の専門家に相談してみるのがおすすめ。
きっとあなたのニーズにあったパターンを見つけることができるはずです。

関連記事

ページ上部へ戻る