民間の医療保険で保障の対象になるものは?医療保険の仕組み

7bbd7525c91deac0286acc8aca7a0d5c_s

我が国では国民すべてに公的医療保険に加入する義務があり、その保障内容は充実していますが先進医療や入院時の差額ベッド代など補填されないものもありますので民間の医療保険に加入している人も多いのです。
民間の医療保険の保障対象になるものを知っておくといざという時にも安心ですので知っておきましょう。

【民間の医療保険保障対象】
民間の医療保険では公的医療保険で給付されない自由診療や先進医療なども医療保険に特約として付加すると給付金の支払い対象になります。また入院給付金や手術給付金を入院時の差額ベッド代や、食事代、衣服代などに充てる人もいます。
民間の医療保険は自分で保障内容やプランを選ぶ事ができますので様々な商品から自分に必要なものを検討しましょう。

【民間医療保険の特徴】
民間の医療保険は各保険会社によって商品は異なりますが、大まかな特徴としては下記のようなものがあります。
・入院給付金
・手術給付金
・定期保険タイプと終身保険タイプがある
・払込期間も終身と有期がある
・契約返戻金もあるタイプとないものがある
・貯蓄タイプ、掛捨てタイプ、貯蓄と保障を兼ねたものがある
公的医療保険との一番大きな違いは保険に加入する時に診査、告知が必要である点でしょう。手術の経歴や持病によっては保険に加入できない場合もあります。

【医療保険が下りない場合】
民間の医療保険に加入していても給付金がおりない場合があります。下記のような場合は保険がおりませんので気を付けましょう。
・同じまたは関連性のある病気で再入院した場合
1度の入院につき「60日知」「120日」「180日」などの支払い限度が設けてあります。
・入院を伴わない通院
・医療保険の定義は「治療を直接の目的として器具を用い生体に切断、摘除などの操作を加える事」ですのでそれに該当しない場合
・所定の状態を満たさない3大疾病である場合
3大疾病になっただけでは給付金は下りずそれぞれ個別の条件がありますので気を付けましょう。

【まとめ】
民間の医療保険は公的医療保険だけでは十分な保障がなく心配な人や、貯蓄が少ない人、子供がまだ小さい人などは加入を検討した方がよいでしょう。
また自分に必要な保険をオーダーメイドする事ができますし、保険期間についても自分で決める事ができるのも大きなメリットでしょう。
これを機会に自分自身の公的医療保険の内容を把握して民間の医療保険の見直しも検討してみるとよいのではないでしょうか。

関連記事

ページ上部へ戻る