- 2021-2-24
- 未来設計
はじめに
将来のビジョンはちゃんと立てていますか?
また、ビジョンの立て方は知っていますか?
「今の世の中、いつ何が起こるかわからないのにビジョンなんか立てても無駄!」
そんな風に思っている方も多いかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
将来のビジョンは不要?
いま、世間の話題はほぼ新型コロナウィルス一色。
ウィルスの猛威はとどまるところを知りません。
ほんの2、3年前にこのことを予想していた人はいたでしょうか?
コロナウィルスだけではありません。
近年は、何十年に一度というような異常気象に伴う自然災害が毎年のように起こっています。
このことを予見していた人もおそらくほとんどいないでしょう。
このように一寸先は何が起こるか予想もつかない先行き不透明な時代に、将来のビジョンなど必要なのでしょうか?
結論からいってしまえば「必要」です。
たしかに、ビジョンを作ったとしてもその通りに人生が進むかどうかはわかりません。
しかし、予想していないアクシデントが起こったとしても、将来のビジョンを立てていれば、そこからどういう方向へ人生を立て直していけばいいのかわかりやすくなります。
もちろん、大きなアクシデントが起こらなかったとしても、ビジョンを持っていれば計画的に人生をコントロールしやすくなることでしょう。
逆に、将来のビジョンを立てていなければ、行き当たりばったりの人生になってしまいます。
大きなアクシデントに遭遇すれば、どの方向に向かって人生を建て直せばよいのかもわからないままでしょう。
一度の失敗が命取りになることもある現代の日本社会で生きていくにあたって、人生に対するそのような無責任な姿勢は非常に危険です。
もしかしたら「自分の周囲を取り巻く人たちにとっても迷惑な態度である」とまでいえるかもしれません。
将来ビジョンの立て方
では、将来のビジョンの立て方とは、どのようにして行えばよいのでしょうか?
実は、それほど難しいことではありません。
まずは将来のなりたい自分や家族の姿をイメージします。
イメージできたら、今度はその姿を人生のイベントとして具体的な自分の年齢に落としこんでいきましょう。
何歳で結婚して、何歳で子どもを産んで、何歳でマイホームを買って、何歳で退職して、というような感じです。
この作業は、できればパソコンの表計算ソフトを使ったり、紙に書いたりして目に見えるような形にしておくのがおすすめです。
あとは、イベントごとに必要なお金の目安を調べて、書きこんでおきましょう。
これで将来のビジョンを可視化することができました。
まとめ
今回は、将来のビジョンの必要性や立て方について考えてみました。
なお、ビジョンの立て方でわからない点や誰かに相談したいことなどがあれば、ファイナンシャルプランナーやトータルライフコンサルタントといった専門家の意見を聞いてみることをおすすめします。