はじめに

突然ですがみなさんは将来の計画をきちんと立てていますか？
もちろん学生時代は将来の目標を定め、そこにたどり着くための勉強計画を立てそれを実行してきた方も多いでしょう。
また、仕事をする上では計画というものはほとんどの場合において必要不可欠なものです。
このため、学生時代はあまり計画というものとは親しみがなかった人でも社会人になってからは計画のお世話になる場合が多いのではないでしょうか。
ところが人生の計画となるとどうでしょう？

将来計画の必要性

学生時代の勉強や社会人になってからの仕事では計画というものが身近にあった人でも、人生の計画となると「あまり考えたことがない」というケースが多いかもしれません。
勉強や仕事となると明確なゴール設定を行うのがふつうですので計画もそれに向けたものを作ればいいわけですから、計画を立てるのもそんなに難しくないことでしょう。
しかし、これが人生となるとどうでしょう？
なかなかはっきりとしたゴールというのは立てにくいですよね。
だから計画というものに親しんでいる人であっても、人生の計画となると疎遠になってしまうのかもしれません。

また、人生という長いスパンでは思いもしなかったようなことが多々起こります。
今現在、世間を騒がせ私たちの暮らしにも大きな影響を与えているコロナウィルス。
人生の途中でこのような出来事が起こってしまうことを予想していた人はいったいどれくらいいたでしょうか。
ほとんど、いや、もしかしたらこのようなことを予想していた人は全くいなかった可能性すらあります。
このように何が起こるかわからないのですから、人生の将来計画なんて立てるだけ無駄のように思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、決してそんなことはありません。
何よりも計画を立てておけば、予想外の出来事が起こってしまった場合でも軌道修正がしやすくなります。
自分の向かう方向がわかっているからです。
それに、計画を立てている途中で今やっておくべきことに気づかされるケースもあります。
たとえば、計画を立てることで歳を重ねた自分の姿を具体的に想像し、
「あれ、もしかして病気になったらお金はどうなるんだろう？」
ということに気づかされ、医療保険加入などの備えをとるケースもあるでしょう。
また、老後の生活というものを若いうちから身近に考えられるようになり、個人年金への加入を考える人もいらっしゃるかもしれません。
そして、そのような自助策を講じたおかげで将来の自分がとても救われるということは十分に起こりうることです。
このように人生における将来の計画を立てておくことは未来の自分や家族を助けることになるのです。

将来計画づくりは専門家に相談するのが安心

具体的にどのようにして将来計画を立てればいいのかという点ですが、これに関してはファイナンシャルプランナーやトータルライフコンサルタントといった専門家に相談するのが一番です。
きっと自分では気づきにくいことや有効な策をアドバイスしてくれるはずです。
この記事を読んで将来計画に興味を持たれたのであれば、まずはそのような専門家に相談することをおすすめします。