個人年金の種類について

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はじめに

昨今、公的な年金だけでは現役引退後の生活が厳しい状況になるであろうことは、多くの方が知っていらっしゃる情報かと思います。
投資、貯金など人によって手段はさまざまであるとは思いますが、何らかの対策はやっておきたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
その中でも比較的ポピュラーな手段といえば、生命保険会社などが販売する個人年金保険だと思います。
これに加入しておけば、公的な年金に上乗せできるのですから、現役引退後の生活もそれなりの水準を維持することができるでしょう。
以下ではこの個人年金にどのような種類があるのかについて見ていきましょう。

もらえるお金による違い

将来、保険会社からもらえるお金の額がどのようにして決まるかで、種類を分けることができます。

定額タイプ

契約した時点で、将来いくらもらえるかが決まっているタイプの商品です。
金額が決まっているので安心ではありますが、必ずしもそうとはいえないケースもあります。
それはインフレになってしまった場合。
同じ金額であっても、契約をしたときと実際にお金をもらうときとでお金の価値が変わってしまう恐れがあります。

変額タイプ

運用の成績次第でもらえるお金の額が変わるタイプの商品です。
大きく得をする可能性がありますが、逆に元本割れしてしまうこともあります。
つまり、投資の要素が強い年金です。
最近では、元本が保証されるタイプの商品も登場しているようです。

もらえる期間による違い

どれくらいの間、年金をもらえるかによっても種類を分けることができます。

確定タイプ

どれくらいの間、年金をもらえるかが決まっているタイプの商品です。
もし、その期間中に亡くなってしまった場合は、遺族の方に残額が支払われます。

有期タイプ

どれくらいの間、年金をもらえるかが決まっている点は先ほどと同じですが、こちらのタイプはその期間中に亡くなってしまった場合、そこで年金の支払いは終了となります。
ただし、中には保証期間が付いたタイプの商品もあります。

終身タイプ

加入した人が生きている限り、年金をもらうことができるタイプの商品です。
亡くなられた場合は、そこで終了となり、遺族に支払われることはありません。

最後に

今回は、個人年金の種類について簡単に説明しました。
なお、どのタイプにメリットが多いかという点は、個々の事情やニーズによって変わってきます。
また、同じようなタイプの年金でも、商品によってその内容に違いのあるケースもあります。
したがって、どのようなタイプ、あるいはどのような商品がおすすめかを知りたい場合には保険の専門家まで相談されることをおすすめします。

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