- 2017-12-29
- 未来設計
近年私達の周りの環境はめまぐるしく変化しており、それは人々の将来の働き方にも大きく影響をすると言われています。ITの導入や、グローバル化などによって私達の働き方は今後どのように変化するのかみてみましょう。
【IT化やデジタル化が加速】
ロボットや、デジタル化が加速することで今まで人々が行ってきた仕事をこれらが変わってやっていくようになるでしょう。また、これらの影響でフルタイム雇用は今後ますます減少していき企業の在り方や、組織の編成も新しいものに変わっていくことが予想されます。
このような、新組織や体系に企業のリーダーは、どのように対応していけばよいのでしょうか。働き方の変化や組織としての在り方の変化などを交え、対応策をみてみましょう。
【組織の再構成】
企業のリーダーの権限は、今よりも分散され人的なつながりはプロジェクト重視のものが増えていくでしょう。
またそこで働く人は、経済的な理由で繋がるというよりは、共通の目的や意思を持った同志での絆が強くなっていきます。
そして、働き方の変化や長寿化によって、国や性別を超えたさまざまな人がともに働き、お互いを尊重し合う関係によって結ばれるようになるでしょう。
また働き方も変わり、フルタイム雇用の枠を超えた、柔軟な働き方が求められるようになります。
【技術の変化】
ロボット、IoT(物のインターネット化)、自動運転車、人工知能、などの技術の変化によって今まで私達の手によって行われていた仕事が減少するため、仕事の再構築が必要になります。
また、グローバル社会やネット環境の普及によって、いつでも、どこにいても仕事をすることが可能になります。
これによって境界を越えた、協議やネットワークにより、さらに強靭な組織になっていくでしょう。
また、日本ならではの伝統的な技術や、工法などロボットでは真似できない、細かな感触など人の手でなければできない仕事については、後継者不足などの課題が残ります。
【まとめ】
在宅でできる仕事が増えたり、いつでもどこでも仕事ができる環境が整ったり、私達の働き方は、今後さらに変化していくことが予想されます。また、今まで人々が行っていた仕事も減少していくでしょう。
社会に必要とされ、会社に必要とされる人間であり続けるためには、ロボットには真似できないオンリーワンの精神と、日本人ならではの細やかな技術力などが大切になってくるのではないでしょうか。