医療保険プラン変更のタイミングと気をつけるべきこと

47f805b26bb371f65882e640ea2b89ce_s

はじめに

入院や手術をしたケースに加え、特約を付けている場合にはその内容にも応じて保険会社からお金を受け取ることのできる民間の医療保険。
病気やけがで入院・手術となると思ってもみなかった出費が発生することも珍しくありませんので、加入しておくと安心ですね。
そんな医療保険ですが、一度入ったら入りっぱなしになっている人も多いのでは?
人生の状況に応じてプラン変更を行うようにすればより安心ですし、余計なお金も払わなくて済むようになるかもしれません。
そこで今回は、医療保険におけるプラン変更のタイミングとその際に気をつけるべきことについて考えてみます。

プラン変更のタイミング

プラン変更のタイミングとして一番ポピュラーなのは懐具合に変化があったとき、つまり収入や支出が増えたり減ったりしたときでしょう。
収入が減ったり支出が増えたりして家計のやりくりが厳しくなっていくような状況では、やはり家計全体における保険料支払いの占める割合を見直す必要が出てくるでしょう。
逆に、収入が増えたり支出が減ったりして懐具合が暖かくなってきたような状況では、将来の万が一に対する不安を少しでも減らすことのできるよう備えを手厚くしたくなるかもしれません。

また、結婚や出産、子どもの成長・独立、転職・退職といった出来事は収支の増減に少なからず影響を与えますし、このような人生における大きな変化によって保険に対するニーズが変わってくることも十分に起こりえることです。
したがって、このようなときもプラン変更を考えるタイミングになるでしょう。

さらに、はじめに保険に入ったときからそれ相応の年月が過ぎているケースもプラン変更を考えるタイミングになってきます。
それ相応の年月が過ぎているということは、加齢も進行しているということですよね。
そうなると当然身体のコンディションも若い頃とは違ってきているはずですし、病気になるリスクも上がっているのがふつうです。
それに、定期タイプの商品であれば、満期を迎えるのがちょうど年齢的な節目と重なるということも考えられます。
たとえば、はじめに加入したのが20代の頃で、今が30代・40代といったミドル世代になっているのであれば、プランの内容が十分にマッチしているとは考えにくく、そのまま契約し続けたり更新したりするよりは見直しをしたほうがいいと言えるでしょう。

プラン変更の際に気をつけるべきこと

ここまでプラン変更のタイミングについて考えてきました。
最後に、プラン変更の際に気をつけるべきことについても触れておきましょう。
やはりもっとも重要なポイントは、今そしてこの先の将来のニーズにあわせたプランを選ぶということです。
次に保険を見直すときには、今よりもさらに年齢が進んでいるわけですからその時点までカバーしておきたい内容は何かというのをしっかりと検討する必要があります。
また、当然のことながら今から将来にかけての家計の状況にもマッチしたプランであることも大切です。
たとえば、契約期間の途中で定年を迎えるのに月々の支払額が多過ぎたりすると、将来的に家計を圧迫してしまい、これから保険の必要性が上がるというタイミングで「中途解約しなければならない」となるかもしれません。
プラン変更は、このような点に十分気を配りながら行っていく必要があります。
もし、自分や家族だけでこのようなことを考えるのが大変そうという場合は保険のプロに相談するのがおすすめです。
きっとあなたやあなたの家族のニーズや状況にマッチしたプランを提案してくれるでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る