子供の将来に備えるための保険は学資保険だけではありません

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はじめに

「子供の将来に備えるための保険」と言えば何を想像しますか?
多くの人が、まず「学資保険」のことを思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに学資保険は、子供の教育資金に備えるための手段としてポピュラーなものであり、それなりのメリットもあって、十分に加入を検討する価値があるものと言えるでしょう。
ただし「子供の将来に備えるための保険」は学資保険だけではありません。
将来のけがや病気に備える医療保険もあります。
今回は、この「子供の医療保険」について考えてみることにしましょう。

子供の医療保険

では、さっそく具体的な内容について見ていくことにしましょう。

保障の内容は?

保障の内容に関しては、大人向けの医療保険とそれほど大きな差はないということが多いようです。
これまで、医療保険には加入時の年齢に関して下限が設けられており、18歳未満は入れないのが普通でしたが、現在では生まれたばかりでも加入することができる商品が多くなっています。

医療と学資を兼ねたタイプもある

子供向けの商品の中には、医療保障と学資積立ての両方を兼ね備えたタイプの保険もあります。
なお、どちらがメインになるかは商品によって異なります。
ですので、このタイプの保険に加入する場合は、医療と学資のどちらに重きを置きたいのかを明確化しておくようにしましょう。

さまざまな特約

子供用の医療保険には、子供向けのさまざまな特約が用意されていることも珍しくありません。
例えば、保護者が死亡した場合は子供が22歳になるまで毎年一定の額の金銭が支払われる「育英資金特約」や、子供が他の人にけがをさせたり他者の所有物を壊したりした場合の賠償責任を補償してくれる「個人賠償責任特約」などがあります。
このような特約は、まさしく「子供向けならでは」と言えるでしょう。

最後に

多くの地域では自治体による子供の医療費の助成制度が設けられており、もし子供が入院や手術をすることになっても、その費用は負担しなくていいというケースがほとんどです。
しかし、子供が入院・手術するとなった場合、必要になるお金は医療費だけではありません。
付き添いに伴う交通費や外食費などさまざまな出費が発生することになりますし、パートなどでお勤めの場合は仕事を休まなくてはならなくなり収入が減ってしまう、というケースも考えられるでしょう。
医療保険に加入していれば、そのような事態に備えることができます。
また、上で紹介したように学資保険を兼ねたタイプもありますし、特約が充実しているものも少なくありません。
それに加えて、子供の間に契約しておけば保険料も安く抑えることができるというメリットもあります。
このような点を総合的に考えてみると、子供用の医療保険も十分に加入を検討する価値があると言えるのではないでしょうか。

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