学資保険と資産運用、あなたはどのタイプ?

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はじめに

子どもができたとき、考えることの一つに「教育資金」がありますよね。
そして、考えているうちに悩むのが「資金の作り方」ではないでしょうか?
一般的な方法としては学資保険がありますが、最近では株式や投資信託といった資産運用もメジャーになりつつあります。
あなたは、自身がどちらに向いているか判断できますか?

確実に資金を作りたいなら

あなたが、もし「貯金をするのが苦手」、「預貯金があると手をつけてしまう」といった性格なら学資保険を選びましょう。
なぜなら、学資保険のほとんどが契約時に指定した口座から保険料を自動で引き落とすうえ、中途解約すると元本割れをしてしまうからです。
こういった仕組みなら貯金が苦手、お金があると使いたくなるような性格であっても確実に教育資金を作ることができます。
あと、「リスクは負いたくないが、銀行に預けるよりはプラスが欲しい」といった人も向いています。
満期まで保険料を払えば元本割れすることがほぼなく、払い込んだ保険料に多くて8%程プラスされた金額が返ってくるからです。
ただし、保障内容を充実させると返ってくるお金が100%を若干切る場合があるので、ご注意ください。

資金に余裕があるなら冒険してみる

ある程度資金とお金の知識があるのなら多少リスクのある資産運用をしてみましょう。
学資保険も広い意味では資産運用と言えるでしょう。
しかし、資金に余裕があるにもかかわらず学資保険の返戻率をあてにするのは賢い選択とは言えません。
せっかくですから、資金と知識を最大限活かしましょう。
確かに株式や投資信託は、元本割れするリスクが高いです。
ですが、今後年金があてにならない可能性も考えると、目的は教育資金を作ることであってもリスクの高い資産運用は経験していても損はないのではないでしょうか。
また、目標の資金以上に資産運用ができれば余剰分を子どもの自立に役立てられます。
それこそ余剰分を子ども自身に運用させ、マネーリテラシーを身につける教育的な使い方もできるでしょう。
資金と知識があり、リスクを負えるのであれば資産運用が教育資金を作る最適な方法と言えるかもしれません。

まとめ

学資保険には半ば強制的に貯金ができるだけでなく、契約者である親に万が一のことがあった場合、その後の支払いをしなくても保険金が受け取れます。
こういった点も含めて確実性が高いと言えるでしょう。
しかし、何も教育資金を作る方法は学資保険と資産運用だけではありません。
コツコツ貯金しても構わないですし、奨学金や教育ローンといった制度を使う手もあります。
つまり、資金を作る人の性格や経済状況により適切な方法は変わってくるのです。
まずは一度、自身に合った方法をじっくり考えてみるといいでしょう。
もし、一人で考えるのが難しいのであればFPなどのプロに相談することをおすすめします。

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