学資は何歳までに入るのがベスト?

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はじめに

子供の将来の学費を準備する手段として学資保険へ入ることを考えている方もいらっしゃることかと思います。
半ば強制的に積立てができるので自分頼みの貯金よりは安心ですし、親に何かがあったときでも子供の学費は用意できる点も心強いですよね。
ところでこの保険ですが、子供が何歳になるまでに入るのがベストなのでしょうか?
今回の記事ではこのテーマについて考えてみることにしましょう。

何歳まで入れる?

ひと昔前に比べれば、国や地方自治体の子育て支援策はかなり充実してきました。
やはり、少子化を何とかして解消したいという国の強い願いが、こういった支援策の形で現れているのでしょう。
おかげで、教育無償化の流れはかなり進んできています。
いまでは小中学校の義務教育だけでなく、高校教育にも無償化が取り入れられるようになってきました。
しかし、これが大学となると十分に無償化が進んでいるとは言いづらい状況です。
もちろん、大学ではまったく無償化が行われていないというわけではありませんが、その対象となる家庭はまだ限られています。
つまり、子供を大学に進学させるには、まだまだたくさんのお金が必要になるということですね。

学資保険は、このお金を準備するための手段としてポピュラーな存在です。
そこで気になるのが、子供が何歳までならこの保険に入ることができるのかという点ですが、一般的には6歳までとされています。
つまり、小学校入学前までということですね。
ただし、商品によっては12歳までとしているものもあります。

ベストはいつ?

では、この保険に入るベストな時期はいつなのでしょうか?
その答えはズバリ生まれる前、すなわち妊娠中です。
理由はいくつかありますが、一番はお得ということ。
冒頭でも述べたように、この保険には生命保険的な性質があります。
このため、親の年齢が上がれば上がるほど保険料も高くなります。
その点、妊娠中であれば親も最も若いときなので、お得に入ることができるということですね。

また、たとえば受け取り時期を子供の年齢が18歳時点とした場合、妊娠中に入るのと6歳のときに入るのとでは払い込み期間の長さが異なります。
当然、妊娠中に入るほうがその期間が長くなるので、結果的に月々の負担も少なくすることができます。

さらに、子育てというのは何かと慌ただしいものです。
そのように慌ただしいときに、どの学資保険がいいかとゆっくり吟味するのは大変かもしれません。
しかし、お腹にいるときなら、まだゆっくりと吟味しやすいのではないでしょうか。
この点も妊娠中の加入をおすすめする理由です。

まとめ

最近では、妊娠中から入ることのできる学資保険も多くなりました。
上記のようなメリットを考えても、ぜひ妊娠中の加入をおすすめしたいところです。
なお、具体的にどの商品がいいのかといったことについては、保険のプロに相談されることをおすすめします。

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