医療保険の被保険者とは~保険の基礎知識~

acde5a4b6c85f8c08d9a5553e01724cd_s (2)

【被保険者の意味】

医療保険の加入にはそれぞれ被保険者の設定が必要です。保険によって医療を受けることができる人を被保険者と呼びます。また契約者は被保険者でなくても構いません。例えば世帯主が子どもや配偶者の保険に加入することや法人が個人の保険に入ることもできます。また、生命保険では医療保険と異なり被保険者が保険金を受け取ることができません。そのため保険金の受取人の設定も必要となります。保険金の受取人の指定にも法人が可能です。

【保険加入の手続き方法】

保険には責任開始日という保障が始まる日があり、これには3要件が必要です。まず保険の申し込み、そして告知、最後は1回目の保険料の支払いです。告知のみでは不十分な場合には医師の診査が必要となります。このように、保険に加入しようと思ってもすぐに保障が開始までは時間を要します。保険に入ろうと思っていてなかなか手続きに取り掛かることができずに、病気やケガをしてから後悔することがないように必要な保険には迅速に加入することをおすすめします。では、保険に加入する前にはどのような知識が必要となるのでしょうか?

【保険の加入に知っておきたい用語】

基本的な用語の定義から抑えていきましょう。保険料は保険会社に支払うお金で、保険金は受取るお金を指します。給付金とは一時的な入院や手術などの身体の傷病に対して保険会社から支払われるお金のことです。このように保険の契約には専門的な用語がたくさん登場します。複雑で面倒に感じる人もいるでしょうが、ある程度自分自身で理解ができるようにしましょう。

【民間医療保険の種類】

そして保険には入院や手術の保障を目的とした医療保険の他にもたくさんの種類の保険があります。生命保険と呼ばれる死亡の場合の保障には3つの種類があり、定期保険・終身保険・養老保険と呼ばれます。定期保険なら一定期間の掛け捨てで死亡した場合の保険金が高くても比較的割安な保険料です。ただし、期間を過ぎると年齢によって掛け金が上がるため、今までより高い掛け金で更新をしなければいけません。終身保険はその名のとおり一生涯の保障です。保険金受取人はいずれ保険金を受け取ることとなりますので、相続などにも利用されます。その分保険料は高く、貯蓄性が高いといえます。最後の養老保険は二つの合わさったタイプの生命保険で、一定期間の死亡保障と貯蓄を目的としています。決められた期間を経過後に生存していれば、保険金が自分自身で受け取れます。定期保険と違い、掛け捨てにならない点がメリットでしょう。この他にも介護保険や年金保険などのタイプがあります。自分に必要な保険を選ぶことが必要です。

関連記事

ページ上部へ戻る