- 2021-9-9
- 医療保険

はじめに
「保険証が使える」「高額療養費制度がある」とは言っても、入院したり手術をしたりすることになると結構な額のお金が出ていってしまうことになります。
また、そうなると治療費以外の出費も何かとかさみがちです。
体と心と財布のトリプルパンチを食らってしまうということですね。
そんなときでも医療保険に入っていれば、少なくとも財布への影響だけは和らげることができます。
そうなると、心へのダメージも少しは軽くなるのではないでしょうか。
ところで、この保険に入っていると、年末調整で手続きをすれば税金が返ってくることは皆さんご存知かと思います。
いったいいくらくらいの額が返ってくるのでしょうか?
いくら返ってくる?
お勤めの方の場合、所得税や住民税などの税金は給料から天引きされているのがふつうです。
ただし、これは年収の見込み額をもとに計算された額を前払いしている形になっています。
このため、その年が終わるころには実際の課税額よりも納め過ぎになっているケースがあり、それを調整するための手続きとして年末調整があるわけです。
納め過ぎになる理由として多いのが、さまざまな所得控除です。
医療保険に入っている場合もその対象となるので、手続きをすることにより税金が返ってくることになるのです。
そこで気になるのが、どのくらい返ってくるのかという点ですね。
ここでまず知っておかないといけないのは「控除額がどれくらいか?」ということです。
医療保険に入っていることで控除される額は、所得税が最大で40000円、住民税のほうが最大で28000円です。
もちろん、これだけのお金が返ってくるということではありません。
税金を計算する基本の金額(所得)からこれだけマイナスされるということです。
税率というのは、その人がどれくらいの収入(所得)を受け取っているのかで変わってきます。
したがって、どれくらいの額が戻ってくるかも人それぞれです。
たとえば、税率が10%であれば、
所得税:40000円×0.1=4000円
住民税:28000円×0.1=2800円
となり、医療保険の分だけで最大6800円が返ってくることになります。
最後に
気をつけておかなければならないのは、何もせずにただ待っているだけで税金が返ってくるわけではないということです。
「書類の書き方がわからないから」あるいは「面倒くさいから」といった理由で手続きをしなければ、税金はまったく返ってきません。
お勤め先から年末調整の書類を受け取ったら、必ず内容を記入し必要書類を添えて期日までに提出するようにしてください。
なお、万が一手続きが間に合わなかったとしてもあきらめることはありません。
その場合は、確定申告をすることで同様の処理がされますので、年明けに申告を行うようにしましょう。