- 2021-10-13
- 医療保険
はじめに
乗り換えは、あるものから別のものへ変更する、あるいは移行するという意味があります。そうすることで、より良いサービスを手に入れられたら、それがベストですよね?
医療保険においても、今加入中のプランから新たなプランへと乗り換えることがベストと思うタイミングがあります。
しかし、これも一つの賭けのようなもの。
乗り換えるタイミングの見極めも重要です。
そこで今回は、医療保険の最適な乗り換えタイミングや、それによって得られるメリット。そして覚えておきたいリスクについても、ご紹介したいと思います。
医療体制の変化に合わせた医療保険の変化
医療技術の進歩と政府の政策に伴って、現在入院日数の短縮化がすすめられています。
この現状を受けて、例えばがん治療に特化したがん保険であれば、入院に対する手厚い保障が主流だったのが、一時金などを支払う保障へと変化してきています。
乗り換えのベストタイミングは、それぞれのケースで異なりますが、こういった保障内容の変化を知っておくことも大切でしょう。
ライフイベントに合わせた乗り換え
さて医療保険の加入や乗り換えのタイミングの一つに、人生の節目ライフイベントを目安にすることがあります。
例えば就職。
これは生活環境と人間関係が大きく変わるときですね。
結婚や妊娠・出産は、家族が増える親になるといった大きな節目となります。
このときに合わせて、乗り換えが必要かどうか検討してみるのも一つの方法です。
自分のために家族のために、必要な医療保険を備えておくことは重要です。
保険の更新タイミング
もう一つ乗り換えのタイミングとして挙げられるのが、医療保険の更新タイミングです。
繰り返し訪れる更新は、ご自身のライフプランと、保障内容などが適切かどうかを見直せる良いチャンスです。
もし定期の医療保険に加入中であれば、満期前にはお知らせがあります。
また、更新があるタイプの保険に加入中であれば、ご自身でチェックする必要があります。
それぞれのタイミングを逃さず、しっかりとチェックしておきましょう。
まとめ
医療保険の乗り換えを行うかどうかは勢いや付き合いではなく、「どんなメリットがあって、どんなリスクがあるのか?」を客観的な目で見極めていくことが重要です。
例えば今より保険料を安くしたいと考えたとします。
保険料は、加入者の年齢や性別などをもとに保険料が決められます。
もちろん相場もありますが、保険会社が独自に価格帯を決めているので、保障が変わらず今よりも安い保険を探すのは可能だと思われます。
更新のある保険はその都度保険料も上がります。
そこで少しでも安くしたいときは、他の保険プランへ乗り換えるという選択肢もあります。
これは民間保険ならではの大きなメリットですね。
逆に「新商品だから」とか「知り合いがすすめるから」など、安易に乗り換えを決めてしまうというケースもあります。この場合、それで保険料が上がってしまったり、ニーズに合っていなかったりするリスクにつながりかねません。
医療保険の乗り換えはあくまで慎重に行いましょう。