医療保険に入らないで後悔する場面とは?

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はじめに

民間の医療保険に入らないでいて、そのことを後悔するかもしれない場面というのはあるのでしょうか?
あるとすれば、それはどのような場合なのでしょうか?
今回は、このテーマについて考えてみることにしたいと思います。

こんなときは後悔するかも

医療保険に入らないでいると、それを後悔することになるかもしれない場面としては以下のようなケースがあります。

入院中に個室を利用したいとき

体の調子が悪いときというのは、精神的にもダメージを受けていることが多いものです。
そういったときに大部屋で他の人に気を遣いながら何日間も過ごすのは大変かもしれません。
できればそういった気遣いをせずに済む個室に入って、ゆっくりと体を治すことに専念したいと考える人も少なくないでしょう。
ところが、個室料金(差額ベッド代)というのは、公的制度による給付の対象とはなっていません。
このため、一般的にはその料金は全額自腹で支払うことになります。
たとえば、個室利用料金が7000円/日で2週間の入院だとすれば、それだけで10万円近くのお金が出ていってしまうことになるのです。
このとき、医療保険に入っていれば給付金をその料金に充てることができるのですが、入らないでいる場合にはそうもいかないので後悔することになるかもしれません。

最新の治療を受けたいとき

近年、がんなどの治療に関して、さまざまな新しい技術が開発されてきています。
いわゆる「先進医療」と呼ばれる治療技術のことです。
このおかげで、今までであれば治すことが難しかった病気でも治療できる可能性が出てきました。
ところが、こういった治療法は、公的制度の給付対象になっていないものもあります。
したがって、そういった治療を受けるときには非常に高額な費用が必要となるケースも珍しくありません。
医療保険に入ってさらに先進医療特約を付けておけば、そういった出費に備えることも可能です。
しかし、入らないでいる場合にはその費用をどうやって捻出するかで頭を悩ませ、後悔することになるかもしれません。

最後に

ここまで医療保険に入らないでいると後悔するかもしれない2つの場面を紹介してきました。
紹介したケース以外でも、病気やけがで病院のお世話になれば何かとお金が出ていくものです。
たとえば、入院をするためには買いそろえないといけないものもありますし、家族が病院と家の間を往復するのに交通費がかかることもあります。
つまり、治療費以外の出費もかさみがちなのです。
そのときに、後から「入っておけばよかった」と悔やんでももう手遅れです。
そういった後悔をしないためにも、早めの医療保険への加入をおすすめします。

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