生命保険と損害保険の違いは?それぞれの特徴を知ろう

6a44e5b44d941b1acf9b6b5a705fa120_s

保険は私たちが生活をしていく中で万が一に備え加入するものです。実際に私たちの生活には様々なアクシデントが発生するリスクがあり保険にも多種多様なものがあります。
生命保険と損害保険についてどのような違いがあるのか見てみましょう。

【生命保険とは】
生命保険は人に関わる保障を言い病気や怪我、介護、死亡などがこれに当たります。
これらのアクシデントによって自分や家族の生活が困窮した場合にまとまったお金が受け取れるように備えるものが「生命保険」です。
当初生命保険は死亡に関してだけのものでしたが、身体上のアクシデントに対しても範囲を広げ今では病気や怪我をした場合に入院や手術に備える為の保険も多く出ています。
これ以外にも将来に対して必要になる資金を積み立てる保険も数多くあります。例えば、子供の将来の学費を積み立てる「学資保険」、老後の生活の為に積み立てる「年金保険」
万が一の保障と資産形成を兼ね備えている「養老保険」があります。

【損害保険とは】
これに対して損害保険とは補償の対象が物になります。交通事故や火災、地震、風水害、盗難などがこれに当たります。このようなアクシデントでは住居や車などの物が損害を受けますのでこれらに対して補償がされるのです。
車を補償の対象にした保険では強制加入になっている自賠責保険と任意加入になっている自動車保険があります。
住まいに対する保険は建物や家財に損害が生じた場合に損害額を補償する火災保険や、地震や噴火などを対象にした地震保険などがあります。
更に個人損害賠償保険というものもあり、これは生活している中で第3者に対して損害賠償を生じる事が起きた場合に保険で補償するものです。
例えば、子供が遊んでいて隣のフェンスにぶつけてしまい壊した場合や、ボールが隣の家の窓ガラスに当たり窓ガラスを割った場合、友達の眼鏡を壊した場合などがこれに該当します。
この保険は単体で加入できず、火災保険や自動車保険などの特約として加入するものです。
保険料も安く100円程度で済ますのでお守りとして加入しておくと安心でしょう。

【ニーズに合った保険】
このように保険には多くの種類があります。最近では将来の年金額への不安から老後の生活費の補填にと「個人年金保険」に加入する人や、ガンなどの先進医療に対して保障してくれる「先進医療保険」へのニーズも高くなっています。
多種多様なものがありどれに加入すればよいのか迷いますが、自分の生活や健康状態を考え必要な部分に対して保険で補うように考えて加入するとよいでしょう。

【まとめ】
保険はあれもこれも加入したり、特約を無駄に付けてしまうと月々の保険料も高額になり支払いが困難になってしまいます。
保険料が家計を圧迫しないように、今自分が加入している保険を見直すとともに必要ないものに関しては解約をするようにしましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る