睡眠薬を飲んでいると医療保険に加入できない?不眠症と保険

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医療保険に加入する際には、健康状態を申告します。その際に不眠症の為、睡眠導入剤を服用していることを申告した場合医療保険に加入する事はできるのでしょうか?医療保険と睡眠薬について詳しくみてみましょう。

【保険会社と本人の認識の違い】
睡眠薬を服用している場合、一般的には医療保険に加入する事はできないでしょう。睡眠薬を服用している本人は、仕事などで寝不足が続いたので病院で相談し睡眠薬を処方された、その後も定期的に服用しているという程度の認識の人が多いのではないでしょうか。しかし、保険会社の認識はそれとは違います。
各保険会社では、不眠症について軽い寝不足や不調程度と考えておらず、うつ病などの精神病の一つとして認識されている場合がほとんどです。このように、睡眠薬の服用に関しては本人と、保険会社に大きな認識の違いがある事を理解しておきましょう。

【告知書にどう記載する?】
医療保険に加入する際には、健康状態の告知をするようになりますが、上記のように睡眠薬を服用していた場合必ず記入すべき事になります。
本人にしてみれば大した問題ではなく、保険会社に告知せず、後に保険会社が入院歴や病歴等を調べて不眠症や酢民導入剤の服用がばれてしまうケースがあります。このような場合は、告知義務違反となり保険を解約されるだけでなく今まで支払った保険料も戻ってきません。告知は、必ず正直にするようにして、迷った場合は保険会社に相談しましょう。
告知書への記入は、飲んでいる睡眠薬の正式名、服用期間、服用回数、頻度などを正確に記入します。曖昧に記入すると、保険会社は情報不足として更に引受基準が厳しくなるので、気を付けましょう。

【睡眠薬を服用していても加入できるケース】
睡眠薬を服用していても、下記のような場合は医療保険に加入できることがあります。
・ドラッグストアなど市販で売られている睡眠サプリを飲んでいる場合
・引受基準緩和型医療保険で、一定の基準をクリアしている場合
・不眠症により睡眠薬の服用をやめたのが5年以上前でその後も受診していない場合
このような場合は、睡眠薬を服用していても医療保険に加入できる可能性がありますので、一度保険会社に相談してみるとよいでしょう。
但し引受緩和型医療保険の場合、保険料が通常の医療保険よりも割高になること、保険の保障範囲が限られる事などがありますので十分注意が必要です。

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