気になる!個人年金保険の平均的な支給額!みんなどれくらい貰う

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老後に備えて加入する人が多い個人年金保険ですが、みんな一体どれくらいの年金を受け取れるようにしているのでしょうか?お金の事は親しい間柄でもなかなか直接聞きにくいことですので、平均的な支給額について少し調べてみましょう。

【個人年金保険の年額平均】
生命保険文化センターの調べによると、世帯の個人年金保険の年額は、最も割合が多いのが108万円以上で25.2%となっています。次に36万円未満が多く15.8%、60~72万円が13.2%となっており金額に幅があり、世帯によって受取額が大きく違うことがわかります。
年金年額の平均は117.2万円が全体的な平均となっており、月額に換算すると、約97,000円となります。
個人年金保険は、終身タイプと確定年金タイプがあり確定年金の中でも5年、10年とあるため正確な平均年額を出すのは難しいでしょう。

【個人の年金額で考える】
年金の平均支給額の数値を鵜呑みにせず各世帯で受け取れる年金額を調べ、不足分について保険で補填するという考え方の方が合理的ではないでしょうか。
各世帯で支給される年金年額は、収入や職業、勤続年数などによって変わってきます。平均値はあくまで目安として捉え、自分達の老後に必要になる金額を知っておく必要があります。
また、夫婦でどのような老後を送りたいのか、子どもの教育費にはどこまでかけるのか、持ち家、アパート、親の介護の有無、配偶者の病気なども大きく関係してきます。
これらのことを踏まえて、自分達に必要な年金年額を試算しておくと、早目に個人年金として準備することができるので安心です。

【現在の生活に無理のないように】
しかし、老後の不安ばかり大きくなりすぎて現在の生活が困窮したり、地に足のつかない不安定な状態だと、本末転倒になってしまいます。
多くの個人年金を受け取れることは、確かに老後の不安が少なくなり、生活にゆとりが出るでしょう。しかし上記のような平均額を受け取る個人年金保険に加入する場合、毎月の保険料は高額になります。例えば払い込み期間20年、5年確定で毎月2万円、10年確定で毎月4万円程の保険料が必要になります。
個人年金保険を検討する場合、多くの方は30~40代頃が多く家計では子供の教育費や住宅ローンなどの支払いが支出の大半を占めています。収入と支出のバランスを取りながら、毎月の生活にあまり無理のないように、優先順位を考え備えていくことが大切でしょう。

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