医療保険を解約する時に気を付けなくてはいけない事とは

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医療保険に加入している人は全体の約7~8割程度にのぼり、日本はまさに保険大国と呼ばれています。
このように大多数の人が医療保険に加入して万が一に備えているのですがもし解約をする場合には安易にしてはいけません。解約時に気を付ける事などをみてみましょう。

【医療保険を解約する時】
医療保険は病気や怪我などに対する保障を得る為に加入しているのですが、解約を考えるのはどのような場合でしょうか?
医療保険を解約するケースは下記のような事が考えられます。
・貯蓄が十分できて医療保険に頼らなくても万が一の保障にも備える事ができるようになった。
・今加入している保険よりも保険料や保障内容などで魅力のある保険がある。
・契約時には安かった保険料も更新を迎えるたびに上がってきた。
・数十年経過すると被保険者の生活も変化したり、子供も大きくなり大きな保障が必要ではなくなった。
・経済的に保険料を支払っていくのが困難になった。
など様々な理由が考えられます。

【解約時に注意する事】
このような理由から現在加入している医療保険の解約をする場合いくつか気を付ける点があります。
まず現在の保険を解約して新しい保険に加入する場合空白期間ができてしまいます。
年齢や職業、病院に通院している場合、薬を服用している場合などは新しい保険に加入できない事もあります。現在加入している保険を解約する場合は必ず新しい保険の契約を確認した後に行うようにしましょう。
また保険は一度解約すると以前加入していた状態に戻す事はできません。それは保険料や保障内容が加入時の年齢で決まっている為、新しい保険では現在の年齢が適用されるためです。年齢が上がると病気になるリスクも高くなり当然保険料も高くなることを覚えておきましょう。
このように保険の解約は様々なリスクを伴いますので安易にせず慎重に考えて行う事が大切です。

【解約以外の方法】
保険を解約せずに今の保証を継続する方法がいくつかあります。
保険の減額と言い、保険を一部解約して保障額を減らす方法です。この場合貯蓄性のある保険に加入していたら減額に応じた解約返戻金が支払われます。子供の成長と伴に大きな保障は必要なくなった人などにはお勧めの方法です。
また医療保険に付加している特約を解約する事で毎月の保険料を節約する事もできます。

【まとめ】
このように保険を解約する前には解約する事で発生するリスクを今一度考えてみる必要があります。また解約以外の方法でリスクを回避する事ができないのかという点についても検討してみるとよいでしょう。
もし自分だけで判断できない場合はファイナンシャルプランナーなど保険のプロに相談してみるとよいでしょう。

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