ライフプランから将来設計を考える!家計診断をする際の注意点

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数年後、数十年後のライフプランを考えることは、家計の将来設計において大変重要な役割をもっています。
特に住宅の購入や子供の教育費、老後の資金などは、人生の3大支出とも言われており多くの資金が必要になりますので、早くから家計のシミュレーションをしておくと、いざという時に安心です。

【将来設計を考える】
子供を持たない人生でも夫婦で毎年海外旅行に行きたい、将来住宅を購入しようと考えている、子供にはできる限りの教育を与えてあげたいなど、各家庭でイメージするライフプランは異なります。
自分達がどのような将来を希望しているのか、子供にどんなことをさせたいのかなどによって家計における支出は大きく異なります。
また、それらのために今ある預金や資産はどれくらいあるのか、不足する資金はどれくらいなのかをしっかりとシミュレーションすることが大切です。
目標が決まればそれに対して、努力すべきことや、そのために毎月どれくらいのお金を貯めていけばよいのかも明確になるでしょう。

【収支を把握する】
ライフプランを作成する場合、収入が今後どのようになっていくのか、ある程度予想を立てておくことが大切です。
ライフプランを作成してもらう際に、多くの人が今後給料は少しずつ上がるだろう、昇進をするだろうと考え計画を立てますが、これは大変危険です。
今の世の中終身雇用制度は廃止され、退職金がない企業も少なくありません。
確実に給料が上がる保障はどこにもありませんし、最悪の場合リストラをされるリスクがあることも忘れてはいけません。
昇給しない可能性もあることを頭にいれて、今の給料もしくは年齢によっては今後下がるリスクもあることを考え、家計診断をしましょう。
支出についても、最低限のものだけで考えておくと一時的に支出が増える月や、急な出費があった場合には生活費が足りなくなります。

【ライフプラン作成時の注意点】
ライフプランを立てる時には、収入については今よりも少なめに考えておき、支出は多めに予算を立て余裕をもった計画を立てることがポイントになるでしょう。
多くの人は、収入は多めに支出は少なめに計画を立てますので、シミュレーション通りにいかず慌ててしまうのです。
将来後悔しないためにも、早めにライフプランを作成し、家計の収支を家族で把握しておくことが大切です。

【まとめ】
近年は、働き方も自由になりましたが非正規雇用者などは増加しており、将来が安泰とは言えません。
このような不安定な世の中で、私達ができることは家計の収支についてしっかりと把握し、計画を立てることです。

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