将来のお金の不安を解決するには?

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【はじめに】
将来に不安(お金や仕事、健康面)を感じている方も多いのではないでしょうか?
そういったときは、老後・退職後の漠然とした不安や問題点を見直し、どう対策や備えをしていくかが大事になってきます。例えば保険の見直しや貯蓄を上手に使って将来に備えるなどがあります。
今回は「将来のお金の不安を解決するには?」というテーマでお話していこうと思います。

【将来どれくらい費用が掛かるかを予測しよう】

人生の中で大きな出費がどれくらい掛かるかを予測しておくことが大事です。
ここではおおまかに、「子供にかかる出費」「(自宅を購入している場合は)住宅費」「病気やケガ等の備え」の3つにわけて予測してみましょう。

1.子供にかかるお金
子供にかかるお金として代表的なものは教育費です。
大学まで行くと仮定し、全て公立の学校に通ったとしても一人当たり約1千万円はかかるといわれています。私立の学校に通うことになったり、下宿から通うとなると約2千万円以上はかかると言われています。これを子供の人数分と考えると、出費はかなり大きいですね。親に何かあった場合、教育費を始めとした子供にかかるお金を預貯金だけでまかなうのはなかなか厳しいと思います。学資保険や生命保険を上手に使うことをおすすめします。

2.住宅費
住宅に関するお金に関しては、賃貸か購入かで大きく変わってくると思います。
住宅の購入に関しては、生涯で最も高い買い物ともいわれていますよね。住宅を購入するためのローンを組む際、団体信用生命保険という保険に加入できます。この保険は、ローンを組んだ契約者に万が一のことがあった場合に残ったローンの金額を弁済してくれるものです。「もしも」の場合にも、家族を住宅ローンで悩ませることはなくなるでしょう。
賃貸に住む方は、現在住んでいる家賃額を維持し、現在の年齢から90歳くらいまでの家賃額を単純計算した金額を住宅費とします。こちらも預貯金のみでやりくりすることが厳しい場合は、生命保険等を活用しましょう。

3.病気やケガへの備え
病気やケガに対する備えはどうでしょうか?病気やケガをした場合、症状によって短期~長期までと様々なのですが、日本では公的医療保険制度で補うことが可能です。短期の入院であれば生活に支障をきたすことはほとんどないでしょう。
しかし、がん等の治療に時間がかかり、状況によっては働けなくなって収入がなくなる可能性も出てきます。長期に渡る治療を受けながら働いたとしても、今まで通りの収入をキープするのは難しいかもしれません。
長期で働けなくなった場合は、医療保険やがん保険、就業不能保険で備えておきましょう。

【保険と貯蓄、バランスよく組み立てましょう】

今後の出費や様々なリスクを予測し、その結果を踏まえつつ金銭面の備えをするのであれば、預貯金と保険をバランスよく組み立てていくことが大切です。
最近は、預貯金だけでは利子がほとんどつかない状況です。そこを踏まえ貯蓄額の一部を投資にあて、リスクを分散させながら増やしていく方が増えているようです。自分にあったやり方で貯蓄を増やし、将来へ備えましょう。

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