- 2020-9-23
- 未来設計
はじめに
「将来のために準備すべきものといえば?」
と聞かれたら、
「お金」
と答える人が大半でしょう。
しかし、本当に準備するべきは「お金に対する考え方」ではないでしょうか?
将来のための節約は本当に必要か?
多くの人が将来のために節約をしていると思います。
では、その節約について本当に必要か考えたことはありますか?
よく話になるのが「1円でも安い商品を求め、遠くの街に行く」に対して「時間のムダ!」といったものです。
まさにその通りで、これは時間の浪費でしかありません。
遠くの街に買い物へ行ったり、ネットで延々とお得商品を探したりする時間があるのなら、それを別の有意義な活動のために充てるべきでしょう。
それに節約が義務ようになりストレスになってしまっては、将来どころか今現在に良くありません。
それだけでなく、節約自体が目的となってしまい、「将来のため」という本来の目的を見失う可能性もあります。
ですから、節約は過度にやり過ぎたり、何も考えずに淡々と取り組んだりするのではなく、本当に必要か定期的に確認しながら取り組んだ方が健全といえるでしょう。
準備するべきはお金のルール
過度な節約はストレスになりますし、将来のお金を準備してくれるほどのものになるとは限りません。
ですから、将来のためを思うなら自分なりのお金のルールを準備するべきでしょう。
分かりやすいもので言えば、「衝動買いをしない」といったものがあげられます。
一時的な感情に任せて商品を購入するのではなく、購入を熟考した方が無駄な支出が減るといったものです。
最近では、これに近いものとして「SNSに投稿するためだけの商品購入はしない」があげられます。
SNSへの投稿で一時的な感情は満たされたとしても、それ以上何もプラスになることが本当にないのなら「SNSに投稿するためだけの商品購入」となっているので避けたい行動ですね。
逆に何にお金を使うかというと、自分に充足感や癒しを与えてくれたり、役立ったりするものです。
それも一時的ではなく継続的、もしくは定期的にです。
夢中になれる趣味などがそれにあたるでしょう。
この場合、「趣味に関するものや趣味で広がった人間関係には十分にお金を使う」といったルールが考えられます。
また、自分に役立つという意味では、自身に有益な情報や考え方を与えてくれる人との交友関係がありますよね。
そういった人との交際費は惜しまないようにするのです。
つまりは、お金を出すべきところと引くべきところの基準を自分なりにしっかり持つということが大切なのです。
まとめ
将来のためにする行動は節約以外にも、投資を始めたり保険に加入したり様々あります。
不安のあまり多くの行動をとっている人もいるでしょう。
「備えあれば憂いなし」
とは言いますが、準備をし過ぎるあまり現在の生活が苦しくなることも考えられます。
もし当てはまるのなら、今一度自身が行っている将来のための準備が本当に必要か見つめ直す機会を持つことをおすすめします。