将来必要なお金の計算はどうやってする?

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はじめに

将来、自分の人生をどのように展開させていきたいかを考えたことはありますか?
「考えたこともない」などという方は、かなり少数派のはずです。
いくら目の前のことが忙しくても、ほとんどの方が将来のことも考えながら、今というこのときを生きていらっしゃるでしょう。
ところで、将来のことを考えるとき、切っても切り離すことができないのはお金のこと。
将来のことを考えると、どうしてもお金のことが気になってきますよね。
そこで今回は、将来必要なお金の計算をどのようにすればいいのかについて考えてみたいと思います。

必要なのは将来の計画表

将来のお金のことを考えるときに一番やってはいけないのは、頭の中だけで漠然と考えることです。
頭の中だけで考えていると、どうしても思考が断片的になってしまいがち。
具体性に欠けた考えばかりが頭の中を駆け巡り「将来どれくらいのお金が必要なのか?」、そして「そのためには何をしていけばいいのか?」といったことに対する的確な答えを導き出すことは難しくなります。
その結果、不安だけが高まることとなり、効果的な対策は何もできなくなってしまうのです。
「そんなことになるくらいなら将来のことなど何も考えずに今ここを一生懸命に生きたほうがマシ!」
・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、いずれにしても頭の中だけで漠然と考えることは百害あって一利なしなのでおすすめできません。

では、どのようなやり方がいいのでしょうか?
それは、やはり将来の道筋を明確に目で見える形にすることです。
紙に書き出すのでもかまいませんし、パソコンの表計算ソフトや文書ソフトを使ってもいいので、とにかく見える形にしましょう。
具体的には、まず自分が将来こうありたいという姿を書いていきます。
次に、それを実現する年齢をそこに書き足していきましょう。
たとえば、
30歳で1人目出産
32歳で2人目出産
50歳のときに1人目大学進学
36歳以降、3年に一回は家族全員で海外旅行に行く
といった感じです。

ここまでできれば、次はその横にそのとき必要なお金の額を書き足していきましょう。
どれくらいの額が必要になるのかは、ネット検索をすればだいたいは把握できるはずです。
このようにして将来の計画表、つまりライフプランを作っておけば、いつどれくらいのお金が必要になるかは一目瞭然です。
その結果、自分が今から何をすればいいのかも見えてくるようになります。

最後に

将来どれくらいのお金が必要になるか計算はできたけれども、これから何をしていけばいいのか、どうも自信を持って決められない。
こんなときは、トータルライフコンサルタントやファイナンシャルプランナーといった専門家に相談しましょう。
きっと的確なアドバイスがもらえるはずです。

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