将来に向けて「個人年金保険」で備えましょう!

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はじめに

「老後に不安を感じている」という方は多いですが、どれだけの人が将来に向けての備えをしているでしょうか?
定年後は退職金や公的年金で生活していくとなると、今よりも確実に収入は減っていきます。そうなった場合、今までの生活水準を維持するのは難しいでしょう。
食費や光熱費、日用雑貨費やときには交際費など、生きていくうえでお金というのは欠かせないものです。
少しでもゆとりのある生活を送りたいとなるとそれなりの貯蓄や収入が必要になります。
ですが、貯蓄が少なかったり、または貯める余裕がなかった生活を送ってきた方もいるでしょう。たとえそれなりに貯金していたとしても、いつ何が起こるか分からないのが人生です。
そんな方のために今回は「個人年金保険」を紹介します。
まずは将来どんな問題が起こりうるのか、一緒に考えてみましょう。

将来の不安要素!

「将来」のことを想像したときに何に不安を感じるかという質問の回答で多いのはおそらく「生活費」や「医療費」、または「介護費」でしょう。
生活費はどうしてもかかってしまうもので、なくてはならない費用です。
また高齢になるにつれて病気や体の不調も多くなるでしょう。
そうなったときに必要になるのが医療費です。一定の年齢になると自己負担額は少なくなりますが、定期的に通院することになったり、場合によっては手術など莫大な費用がかかってしまうこともあるかもしれません。
そして体が思うように動かなくなってしまったとき、誰かの助けが必要になってしまいます。認知症のリスクも考えられます。
なるべく家族に負担をかけたくないと考えるでしょう。
そのために自分で、ある程度の介護費用を準備しておきたいですよね。

「個人年金保険」とは?

公的年金や貯蓄だけでは限界を感じる方や、「なるべく家族に負担をかけたくない」という方は個人年金保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
個人年金保険とは、一定の年齢まで保険料を支払っていき、受け取れる年齢になると積立金をもとに年金をもらう形になります。
必ず加入しなければいけない国民年金とは違い、個人年金保険への加入は任意となります。また、民間の保険会社が取り扱っている商品になるので保険料や受け取れる金額などは会社によってさまざまです。そのため自分に合った保険を選ぶことができます。
「自分で貯金しようと思ってもお金があったらつい使ってしまう」という方は、口座振替という手段を選択することによって確実に貯蓄することができます。

気をつけて!意外な落とし穴

しかし、注意しておかなければならないこともあります。
途中解約をして解約返戻金を受け取ることはできても、戻ってくる金額は支払った金額よりも少なくなる可能性があります。
また、インフレに弱いということにも気をつけなければいけません。
返戻率が高い保険に加入しても、受け取るときにお金の価値が下がってしまっていた場合には受け取れる金額は実質的に減っているのと同じになります。
加入していた保険会社が破綻した場合も年金額が減ってしまう可能性があるので、保険会社はしっかりと選びましょう。

まとめ

今回は個人年金保険について紹介しましたが、将来への備えは他にもいろいろありますので、ご自身に合った方法を選択することが大切です。
早ければ早いほど将来への不安は軽くなるので、遠い未来のことだと思って後回しにせずに考えてみることをおすすめします。
また「自分に合った保険が分からない」といった方は保険のプロに相談することによって安心して決めることができるでしょう。
備えあれば患いなし!しっかりと将来に向けての備えをしていきましょう。

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