個人年金とは?その種類についてわかりやすくご紹介します!

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老後に向けてお金が足りるのか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。公的な年金以外にも、投資や貯金など様々な手段をとっている方もいらっしゃると思います。
その中でも比較的ポピュラーな手段といえば、生命保険会社などが販売する個人年金保険に加入することではないでしょうか。

今回は、個人年金とは何なのか?また、その種類についてわかりやすくご紹介します。

 

目次

1.個人年金とは

2.もらえるお金によって変わる個人年金の種類

3.もらえる期間による違いで変わる年金の種類

4.まとめ

 

1.個人年金とは

個人年金保険は保険会社が扱う保険商品のひとつであり、民間が運営する年金制度になっています。個人年金への加入の義務はなく、任意での加入になっています。

公的年金や企業年金の補完として、老後の生活資金などの準備に役立てられる商品です。

 

2.もらえるお金によって変わる個人年金の種類

将来、保険会社からもらえるお金の額がどのようにして決まるかで、個人年金の種類を2つに分けることができます。

一つ目は、「定額」の種類です。定額の種類は、契約した時点で、将来いくらもらえるかが決まっているタイプの商品になります。金額が決まっているので安心ではありますが、必ずしもそうとはいえないケースもあります。それはインフレになってしまった場合です。同じ金額であっても、契約をしたときと実際にお金をもらうときとでお金の価値が変わってしまう恐れがあるので注意しましょう。

二つ目は、「変額」の種類です。変額の種類は、運用の成績次第でもらえるお金の額が変わるタイプの商品です。大きく得をする可能性がありますが、逆に元本割れしてしまうこともあります。つまり、投資の要素が強い年金です。最近では、元本が保証されるタイプの商品も登場しているので確認しましょう。

 

3.もらえる期間による違いで変わる年金の種類

どれくらいの間、年金をもらえるかによっても個人年金の種類を3つに分けることができます。

一つ目は、「確定」の種類です。これは、どれくらいの間、年金をもらえるかが決まっているタイプの商品です。もし、その期間中に亡くなってしまった場合は、遺族の方に残額が支払われます。

二つ目は、「有期」の種類です。どれくらいの間、年金をもらえるかが決まっている点は先ほどの確定の種類と同じですが、こちらの種類はその期間中に亡くなってしまった場合、そこで年金の支払いは終了となります。ただし、中には保証期間が付いた種類の商品もありますので確認が必要でしょう。

三つ目は、「終身」の種類です。これは、加入した人が生きている限り、年金をもらうことができる種類の商品です。亡くなられた場合は、そこで終了となり、遺族に支払われることはありません。

 

4.まとめ

今回は、個人年金とは何なのか?また、その種類についてわかりやすくご紹介しました。
個々の事情やニーズによって選択する個人年金について考えることができたのではないでしょうか。また、同じような種類の年金でも、商品によってその内容に違いのある場合もあります。詳しくどのようなタイプ、あるいはどのような商品がおすすめかを知りたい場合には保険の専門家まで相談されることをおすすめします。

 

 

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