老後の年金の不安!特に心配なのは自営業やフリーランス

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サラリーマンや公務員などと違い、自営業者やフリーランスの人は老後に支給される公的年金が少ないため、自身で何らかの備えをしておく必要があります。自営業者などが抱える年金の不安や疑問について一つずつ解決していきましょう。

【会社員との年金の差額は】
自営業者やフリーランスと、サラリーマンとの年金額の差はおよそ10万円もあると言われています。
内閣府の調査によると、老後の経済的な支えが不足していると感じている人は全体の約67%です。また全体の8割以上の人は、高齢になって生計の多くを公的年金で支えようと考えています。
会社員の場合、公的年金の基礎部分である国民年金と、会社が半分保険料の負担をしてくれる厚生年金の2種類からなります。平均的な会社員のケースですと月々の年金額は16万円程度と言われています。
これに対して、自営業者やフリーランスの場合加入できるのは国民年金のみで、月々貰える年金の平均額は約6万4千円となっており、その差額は10万円程度になります。

【差額をどのように埋める?】
自営業者などはこの年金の差額をどのようにして、埋めるのかが大きな課題になります。
このような公的年金の補填としておすすめなのが、個人年金保険や、養老保険などです。
保険に加入する際には、返戻率を計算し支払った保険料よりも多くの満期金が受け取れるものを選択しましょう。またこれらは老後の備えとして貯蓄を目的としている保険である為、特約などの無駄な保障は省きシンプルなものに加入し、保険料の節約に努めましょう。

【長生きのリスク】
医療技術の進歩などによって、日本は今後も少子高齢化が加速する事が予想されています。老後に必要になるお金を考える時に「長生きのリスク」についてもしっかりと考えておく必要があるでしょう。
高齢になるほど、病気になるリスクは高くなりますし、自身が病気にならなくても配偶者が病気になったり寝たきりになるリスクは十分考えられます。また、これらのリスクに加え両親の介護が必要になったり、家のリフォームが必要になったりと予想以上にお金がかかるのが老後の生活です。

【まとめ】
老後の生活で子供に迷惑をかけたくない、経済的に自立していたい、と考えているのならなおさら早くから老後に対する備えが必要になります。貯蓄するための期間が長ければ、長いほど少ない資金で貯める事ができますので家計の負担も少なくて済みます。
老後に備えまずは、自身が貰える公的年金額を調べる事から始めてみましょう。

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