個人年金をおすすめする理由!ライフプランに合ったものを選ぶ

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公的年金の受給額が減り、受給開始年齢も引き上げられるなどの理由から私達の老後は必ずしも安心できるものではありません。公的年金だけでは老後の生活を送ることは困難になっているため、生活費の不足分を補填するため何らかの備えをしている人は多いのではないでしょうか?
老後の備えとして多くの人が加入している個人年金保険について詳しくみていきましょう。

【個人年金保険の目的】
私達国民は20歳以上になると、公的年金への加入が義務付けられ国民年金、共済年金、厚生年金のいずれかに加入することになります。しかし、これらの公的年金だけで老後の生活を送ることは難しくその備えとして加入するのが個人年金保険です。
参考までに厚生年金と国民年金の平均受給額をみてみましょう。
厚生年金の月額平均受給額は、147,812円で国民年金の平均受給額は55,244円となっています。
特に自営業者やフリーランスの方が加入する国民年金の場合、月々の支給額が非常に少なく老後の生活を考えた時に大きな不安が残ります。

【個人年金保険の種類】
個人年金保険には、下記のような3種類のものがあります。

・確定年金
5年、10年、15年など決められた期間で確実に年金を受け取ることができるものです。保険に加入している人が万が一死亡しても支給されます。

・終身年金
保険加入者が死亡するまで、年金を受け取ることができるものです。ただし早期死亡に対する元本割れのリスクはあります。

・変動年金
保険加入者が支払った保険料を元に保険会社が運用を行い、その実績に応じて受け取る年金額が変動するものです。実績によっては、支払った保険料よりも減るリスクがあります。
現在主流となっているのは、確定年金と、終身年金です。

【個人年金を選ぶ時のポイント】
では、どのようなポイントを見ながら個人年金保険を選べばよいのでしょうか?いくつかポイントをみてみましょう。

・返戻率の高さ
返戻率とは、支払った保険料に対する満期金の割合を言います。返戻率が高くなるほど、お得な保険であると言えます。

・元本割れのリスク
変額年金や終身年金などには、支払った保険料に対して満期金が少なくなる、元本割れをするリスクがあります。また、個人年金保険は、貯蓄性の高い保険であるため、途中で解約した場合にも元本割れをするリスクがあります。
個人年金保険は、自身の老後の補填として加入するものですから元本割れなどのリスクはなるべく少なくして、確実に受け取れるものに加入するようにしましょう。
それぞれの保険のメリットとデメリットを十分理解しライフスタイルに合ったものに加入することが大切です。

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