- 2021-6-23
- 学資
はじめに
学資保険はその名の通り、子どもさんの学費に備えるための保険です。
親御さんが、保険に入るというかたちで備えます。
さて、この保険には親御さんやお子さんの年齢制限があることをご存じでしょうか?
この記事では、学資保険のベストな加入年齢と、お子さんと親御さんの加入年齢制限やその理由などにつて、見ていきたいと思います。
学資保険でベストな加入年齢とは?
さて、子どもさんのこれからの教育資金を備える学資保険ですが、何歳から加入するのがベストでしょうか?
答えは、出産前から0歳までが最適といえます。
その理由は3つあります。
まず加入が早いほど契約期間を長くすることができ、その分月々に払う保険料の負担が小さくなるという点が挙げられます。
さらに2つめは、学資保険についてくる「医療保障」や「死亡保障」が契約日から受けられる点です。
そして3つ目は、払い込む期間の選択肢が広がるという点です。
月々の保険料が安くなっても長く続くとやはり負担も増えますよね。
そういった場合を考慮して、例えば「0歳から10歳まで保険料を支払う」と設定すれば、比較的お子さんの教育費がかからない間に、その後の教育資金が用意できるでしょう。
学資保険に加入できる年齢の幅について
学資保険には被保険者となるお子さんの年齢と、契約者となる親御さんなどの加入可能な年齢のパターンが設定されています。
お子さんの年齢の幅は、およそ0歳から7歳までが主流です。
しかしプランによっては出産前140日から、最長で12歳までのものもあるようです。
また、この年齢の設定は契約者にも設けられています。
一般的に契約者となる親御さんの年齢が男性で50歳から55歳、女性は60歳までといわれています。しかし、保険会社によっては40歳までや45歳までと、比較的若い年齢までと制限をかけているプランもあるようです。
プラン検討の際は、お子さんの年齢・親御さんの年齢どちらもチェックする必要があるでしょう。
保険会社が契約者の年齢制限を設けていることには理由があります。
それは、学資保険の特徴である「払込免除特約」との関わりがあります。
この特約では、親御さんなど契約者に万が一のこと(死亡・高度障害)があったとき、今後保険料の支払いをしなくてもよくなります。それでいて保障は継続されます。
契約年齢制限を低めに設定することで、万が一の死亡や高度障害になるリスクが軽減され、保険会社側の負うリスクも低くなるという理由が考えられます。
まとめ
今回は、学資保険加入のベストタイミングと、あらかじめ設定された契約者と被保険者の年齢の幅について見てきました。
親御さんの加入年齢を設定することで、掛金を安定的に運用するメリットもあるようです。
また親御さんの契約年齢は、男性よりも女性の年齢幅が広く設けられています。
これは、統計的に男性よりも女性の方が長生きする傾向があるということが理由となっているようです。
お子さんの教育資金を用意するという点だけでいえば、ほかに終身保険などの選択肢もあります。教育資金に限らずお子さんやご家族のための資金として考えるならば、この選択肢もありえるでしょう。
しかし、それぞれにメリット・デメリットがありますので、オンラインの保険相談窓口などを利用して、ベストな保険プランを見つけましょう。