注意!学資保険にはリスクもある!リスクとメリットについて

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現在教育費は年々増加傾向にあります。子供の教育費を積み立てる方法として、最も一般的なものが学資保険ですが、学資保険にはいくつかのリスクもあります。
加入する前に学資保険のリスクと、メリットについてしっかりと確認しておきましょう。

【学資保険は優秀?】
学資保険は、他の金融商品と比べどれくらい安全なのか、また金融商品として他よりも優秀なのか考えて見ましょう。
金融商品として、安全で優秀な条件として挙げられるのが下記のような点です。

・安全性
運用に充てた資金が元本割れしない事、預金保険の対象である事

・収益性
運用による高い収益性が見込めるもの

・流動性
お金が必要になった時、いつでも自由に換金できる事
これらが優秀な金融商品の基本的な条件となります。
全てを満たすのは難しいですが、これらがバランスよく備わっている事が重要です。

【学資保険のリスク】
これらを考えると定期預金の収益性が0.1~0.3%であるのに対し学資保険では利回り0.55%程度となり比較的高い事がわかります。
しかし途中解約のリスクがあるため流動性は非常に低いと言えます。また、安全性については倒産や、インフレのリスクがあるためどちらとも言えない状況です。
学資保険の最大のリスクは、途中解約による元本割れや、保険会社の倒産、インフレによる貨幣価値の下落です。
このようなリスクがある事を加入者は契約前に必ず確認しておきましょう。

【学資保険のメリット】
では、学資保険のメリットも見てみましょう。先にも言いましたが学資保険は収益性に大変優れている保険商品です。
金融商品の金利を大まかに調べてみると、普通預金0.01~0.02%、定期預金0.1~0.3%、低解約返戻金保険1.3~1.5%、投資信託2~7%、学資保険1.3%となっており比較的高い事がわかります。
満期まで継続して加入した場合、返戻率が高い保険程満期金が多く加入者にお得になります。また、学資保険は契約者が死亡や高度機能障害になった場合、後の保険料の支払いが免除され満期金を受け取る事が出来る点も安心です。

【まとめ】
学資保険は、安全性と流動性において少しリスクがあります。しかし、収益性は他の商品よりもあり教育費を貯める事を目的と考えると、簡単に引き出す事が出来ない点もメリットになるのではないでしょうか?
特に計画的に貯金が出来ない人、お金にルーズな人などには半強制的に教育費の積み立てをする事が出来る為お勧めの商品だと言えます。

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